瀬戸内市議会 > 2021-06-28 >
06月28日-03号

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  1. 瀬戸内市議会 2021-06-28
    06月28日-03号


    取得元: 瀬戸内市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年 6月第3回定例会令和3年第3回定例会                   瀬戸内市議会会議録                令和 3年 6月28日(月曜日)                ───────────────                出 席 議 員 ( 18 名 )     1番  木  下  公  文          2番  嶌  原     舞     3番  成  本     崇          4番  秦  井  誠  司     5番  川  勝  浩  子          6番  岩  田  惠  一     7番  日  下  俊  子          8番  厚  東  晃  央     9番  河  本  裕  志         10番  竹  原     幹    11番  平  原  順  二         12番  島  津  幸  枝    13番  原  野  健  一         14番  小 野 田     光    15番  石  原  芳  高         16番  小  谷  和  志    17番  廣  田     均         18番  室  崎  陸  海                ~~~~~~~~~~~~~~~                欠 席 議 員 ( 0 名 )                ~~~~~~~~~~~~~~~                説明のために出席した者   市長      武 久  顕 也       副市長     田 野    宏   教育長     東 南  信 行       総務部長    松 尾  秀 明   総務部参与   武 藤  康 也       総合政策部長  岡 崎  清 吾   福祉部長    青 山  祐 志       こども・健康部長難 波  彰 生   産業建設部長  難 波  利 光       文化観光部長  頓 宮    忍   上下水道部長  松 本  孝 之       教育次長    尾 副  幸 文                ~~~~~~~~~~~~~~~                事務局職員出席者   局長      三 浦  光 男       次長      大 原  克 友   主幹      広 畑  祐 子       主幹      吉 久  尚 宏                ~~~~~~~~~~~~~~~                議 事 日 程 (第 3 号) 令和3年6月28日午前9時30分開議1 一般質問   質問通告事項(発言順序1番~6番)                ~~~~~~~~~~~~~~~                本日の会議に付した事件日程1                ~~~~~~~~~~~~~~~                午前9時32分 開議 ○議長(廣田均議員) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ここで暫時休憩します。                午前9時32分 休憩                午前9時32分 再開 ○議長(廣田均議員) 再開します。                ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 一般質問 ○議長(廣田均議員) 日程1、一般質問を行います。 発言順序並びに各議員の質問の要旨については、一覧表にしてお手元に配付しておりますとおりでございますが、内容の重複する質問は極力排除していただきますようお願いいたします。 本日の一般質問は、発言順序1番から6番までを予定しております。 それでは、通告に従い順次発言を許可いたします。 初めに、発言順序1番、嶌原舞議員の一般質問を行います。 2番嶌原舞議員。                〔2番 嶌原 舞議員 登壇〕 ◆2番(嶌原舞議員) 皆様おはようございます。 初めての一般質問でトップバッターという、大変貴重な機会をいただきました。皆様、どうかよろしくお願いいたします。 それでは、通告によりまして一般質問を行いたいと思います。 質問事項の1、子育て支援について。 要旨の1、近隣他市でも導入されている出産祝金制度を導入してはどうか。 これについては、過去に先輩議員の方が何度も質問しておられますが、これからの瀬戸内市に必要なことだと強く思いますので、述べさせていただきます。瀬戸内市の人口は、6月現在、3万6,893人です。これは、8年前と比べると2,016人減少しています。そして、市が出している推計を見ると、9年後には約4,000人減の3万3,000人、24年後には約8,000人減の2万9,000人にまで減少するという数字が出ています。また、瀬戸内市の出生数においても、4年ほど前までは200人を超えていましたが、2018年以降は200人を切る年が増えています。人口減少と少子化対策は急務であると考えます。私の職業柄、市外や市内の10代から70代の女性とお話をする機会が多いのですが、市内に住む若い世代の方からは、結婚や出産など、これからのことを考えると、補助や助成が充実していて、実家からも近い備前市も選択肢に入れているという声を聞きます。ちなみに備前市は、出産祝金が新生児一人につき10万円です。今の若い世代の方たちは、そのような情報をSNSを活用して調べることが主流で、瀬戸内市と近隣他市をてんびんにかけていることが会話からよく分かります。今年から子どもの医療費が高校生まで拡大されたことで、瀬戸内市内だけでなく岡山市の方からも、瀬戸内市は高校生までだから魅力的よねという声を多く聞きます。また、同じく今年から新規導入された3,000円のチケットで育児用品が買えるすくすくチャイルドサポートについても、小さなお子様を育てておられるお母さん方は大変喜んでおられます。こういった新たな子育て支援のメニューが大変好評なので、これに加えて出産祝金を導入することで相乗効果が生まれ、子育て支援のさらなる大きな魅力につながるのではないかと思います。過去の執行部の方々からの答弁を拝見すると、少子化対策としてお金を支給する事業を行うことの意義についての検討や、市単独の事業として実施するため、継続できるかどうかの検討が必要とのことでした。お金を支給したからといって、子どもを産むということに直結するかと言えば、必ずしもそうではないと思いますが、少子化に歯止めをかける一つの策として、一番最初の出産の喜びを一緒に分かち合ってくれる行政、市役所であることは、これからまた相談に乗ってもらおうというきっかけになります。そして、このまちを好きになってもらえる大きな要因の一つになるという大きな意義を持つと思います。また、市単独の事業として実施するため、継続できるかどうかについては、錦海塩田跡地の貸付料を財源とした太陽のまち基金を活用してはいかがかと思います。任意によるもののお知らせで正確な数字ではないそうですが、昨年度の出産数で言うと、第1子が89人、第2子が82人、第3子が26人、第4子以降が十人です。例えば、第1子1万円、第2子3万円、第3子10万円、第4子以降30万円とすると、合計895万円です。財源的な余裕は見通せますでしょうか。 続きまして、次に質問事項2、観光振興について。 要旨の1、コロナ禍及びコロナ後の観光振興について問う。 観光地が取り組むべきコロナ感染症に対応したマネジメントやマーケティングは、引き続き重要な課題と考えます。 ①観光関連事業者への支援策は。 県をまたがない外出を容認すると、緊急事態措置が緩和され、県内、地域内に限定されてはいるものの、徐々にではありますが、旅行観光が出始めます。感染症の予防と社会経済活動の両立を図る取組は、人との接触を8割減らす10のポイント、新しい生活様式の実践例、施設に応じた感染拡大を予防するための工夫等を基に、幾つかの宿泊施設や観光施設等で実践が始まっています。当面の観光客が地元や県内の方々に限定されること、予防対応の観点からも受入れ人数に限りがあること、コロナ感染症対策を理解し、協力いただくことが必要なことを踏まえる必要があります。去年は観光協会が独自でチェックシートを作っていましたが、これからは観光協会と同じように、市としても、観光客、または地元の方々に向けて安全をアピールするような支援策も必要ではないでしょうか。 ②今後、観光プロモーションをどのように行っていくのか。 現在、決まっていることや今後の予定も含めてお願いいたします。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。                〔こども・健康部長 難波彰生君 登壇〕 ◎こども・健康部長(難波彰生君) おはようございます。 それでは、私のほうから質問事項1、要旨1についてご答弁申し上げます。 出産祝金については、県内の市町においても様々な目的で実施されていると承知をしております。本市におきましては、昨年度、子育て支援策を検討する中において、本年4月から18歳までの医療費の無料化や独り親放課後児童クラブの利用料助成などの取組を開始したところでございます。その中の一つとしまして、子育て世帯の経済的負担の軽減を図るとともに、子どもの健やかな成長を支援するため、新生児向けのすくすくチャイルドサポート事業を実施しています。この事業は、給付金に代えて、児童一人につき毎月3,000円分の育児用品が購入できるチケットを満2歳到達月までの間、交付することで、既に瀬戸内市で生活をしている乳幼児や新生児のみならず、転入された乳幼児まで幅広く支援を行うこととし、市民の皆様にご活用をいただいております。また、この事業は、利用可能な事業所を市内業者に限定しており、市内における地域経済循環の一助にもなっています。現在、こうした事業を開始したばかりということもあり、新たに出産祝金の制度を実施する予定はございませんが、定住促進という観点から、常に他の市町と子育て施策を比較されるという面がございますので、現事業の効果を検証していく中で、また財源等も含めて検討していく必要があると認識をしております。今後もより多くの市民の皆様に子育てを楽しんでいただけるよう、子育て支援策の実施に努めてまいりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。 私からは以上です。 ○議長(廣田均議員) 頓宮文化観光部長。                〔文化観光部長 頓宮 忍君 登壇〕 ◎文化観光部長(頓宮忍君) おはようございます。 それでは、私からは質問事項2についてご答弁申し上げます。 観光関連事業者への支援策といたしまして、昨年度に引き続き、プレミアム付電子商品券、瀬戸内市プレミアムe街ギフトの第2段の実施を予定いたしております。この事業は、購入金額の25%のプレミアム付電子商品券を発行するもので、市内の観光関連事業者をはじめとする市内事業者の支援を目的とし、本市を訪れる観光客の利用はもとより、市民にも広く利用を喚起し、市内事業者の支援につなげてまいりたいと考えてございます。当事業につきましては、昨年度実施いたしました実績で申し上げますと、昨年度10月から2月末までの期間で延べ約4,300人の方、金額で申し上げますと約9,900万円分の電子商品券が利用されております。本年度につきましては、発行総額を1億5,000万円として実施する予定といたしております。観光関連事業者をはじめとする市内事業者に対し、広角的な支援ができるものと考えてございます。 また、市長の行政報告にもございましたとおり、市内宿泊事業者緊急支援事業の実施を予定いたしております。この事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、特に大きな影響を受けました宿泊事業者に対する支援策でございます。 事業の内容といたしましては、申請のございました宿泊事業者が、宿泊者一人当たり1万円を上限に宿泊料金の50%を割引し、その割引相当額について支援をさせていただくものでございます。また、当事業の関係予算につきましては、本議会に補正予算として計上させていただいております。こちらの事業も、昨年度実施したものであり、実績といたしましては、昨年6月から8月末までの期間に宿泊をいただきました1,480組4,460名の方に約3,000万円の支援を行いました。この事業につきましても、昨年の実績額と同様の予算額を見込んでおり、宿泊事業者に対する効果的な事業支援につなげてまいりたいと考えてございます。 いずれの事業にいたしましても、観光関連事業者の支援を目的としたものであることから、人の移動を促進するものでございます。このため、実施の時期や適用の範囲など、新型コロナウイルス感染症の状況を見極めながら実施をさせていただく必要があるというふうに考えております。 続きまして、要旨の1の②でございます。 観光プロモーションにつきまして、本年度の事業といたしましては、今年度から市の観光に関するホームページの運営を観光協会に委託し、瀬戸内市観光情報サイト瀬戸内市の旅として、観光協会が持つSNSも含めて一元的に発信できる体制を整えたところでございます。このことにより、市の観光関係ホームページ、あるいは観光協会のホームページなど、観光に関する情報が分散され分かりにくかったものを、一元的に集約して情報発信が行えるようになりました。また、JRと岡山県が主体となって全国に向けて行う誘客プロモーション岡山デスティネーションキャンペーンが来年度実施される予定であり、本年度につきましては、そのプレキャンペーンが実施されるため、本市といたしましては、当事業に参加し、来年度の本番に向けた実証事業を行いながら、本市の観光資源の磨き上げを行っていくというふうになっております。 また、中期的な観光プロモーションの方向性といたしましては、新型コロナウイルス感染症の収束後に向け、観光需要の変化に対応したプロモーションを実施していきたいと考えております。 観光需要の多様化に加え、新たな生活様式に対応した観光形態や、インバウンドにおける状況の変化、コロナ禍において刻々と変化していく状況に対応したプロモーションの実施が必要であるとともに、コロナ禍の収束後を意識した速やかな情報発信が実施できる準備を進めているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(廣田均議員) 嶌原舞議員。                〔2番 嶌原 舞議員 登壇〕 ◆2番(嶌原舞議員) ご答弁ありがとうございます。 それでは、2回目の質問をさせていただきます。 質問事項の1から質問をさせていただきます。先ほど現事業の効果を見るということで、見てから実証を検討するとのことでしたが、具体的なスケジュール感などはございますでしょうか。この3,000円のチケットで育児用品が買えるすくすくチャイルドサポートや、医療費が高校生まで拡大されたということにおいて、どのような効果を見る方法であったりとか、具体的なスケジュール感を教えていただきたいと思います。 ○議長(廣田均議員) こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) 事業の効果の検証につきましては、まだ事業を始めたばかりですけれども、1年後にはまたもう一度、書類の申請をいただくようになります。それまでに、これまでにいろんな課題とか、これをもうちょっとこういうふうにしたほうがええとか、そういう意見をいただきましたら、来年度以降、申請をされるまでに、また改善のほうをしていけたらというふうに考えております。そういったことで、ある程度の期間、続けた状態で、いろいろな課題とか、こうやったほうがいいよというようなものが出てきますので、そういったものを改善しながらやっていきたいと。その中で、この事業よりもこういった事業のほうがいいと、そういう声が多くありましたら、また別の事業へ替えるような必要もございますので、そういったことをやっていきながら、この事業をずっとやるつもりですので、いつまでということでなく、この事業をやめてもうこれよりいい事業、そういうものが出るとか、これと並行してやったらこういう効果が得れると、そういう声がたくさん出るようでしたら、また検討をしていきたいと、そのように考えております。 ○議長(廣田均議員) 嶌原舞議員。                〔2番 嶌原 舞議員 登壇〕 ◆2番(嶌原舞議員) 質問事項の1について、再度質問させていただきます。 先ほどお伝えしましたように、瀬戸内市に住んでいらっしゃるお母さん方は、瀬戸内市がそもそも子育てがしやすいということで、非常に好評な評価を得ていると私は実感しています。なんですが、それに当たって、ここの土地で子どもを産む、そしてここでずっと暮らしていくということに対して、さらに出産祝金を導入することによって、非常により魅力があるまちになると思うのですが、市長はどのようにお考えでしょうか。教えていただきたく思います。お願いします。 ○議長(廣田均議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 出産祝金につきましては、これまでも議会の皆様からもご質問をいただき、また市のほうでも、さらなる子育て支援策をどのように行っていくのか検討していく中で、一つの選択肢として上がってまいりました。結果として、今回はすくすくチャイルドサポート事業ということで、継続的に子育てをしてらっしゃる方々に支援をさせていただく、そしてそのお渡しした金券が子育て以外のものになるべく使われないような形で、子育てに絞った形で使っていただこう、そして地域の中でなるべくお金が回っていくようにするということで、市内事業者に限定して使えるような制度を、今回、つくらせていただきました。そういったことから、使える用途は限られているんですけれども、それでもほとんどのご家庭で使っていただく、そのようなものになっていることから、保護者、子育て中の世帯の方からは好評をいただいているものと考えています。 出産祝金の問題については、確かに現金をお渡しするということで、何にでも使えることができるということで、やっぱり現金ほど使い勝手のいいものはありませんから、そうした意味でのよさというのは、当然あるだろうなというのは私も同感です。そして、出産を祝う気持ちを市から示すということ、これはすくすくチャイルドサポート事業では、そうした祝意を伝えるということにはなかなかなりにくいと思いますので、祝金をお渡しするというのは、そうした効果はあるだろうなというように思います。そして、さらにそれをきっかけとして、行政とつながっていく、子育てをしっかりと支えていく、行政とのつながりを持っていく、そんな意味合いを持たせることがもしかしたら可能ではないかなというように思います。 議員の今回のご質問の趣旨としては、我々のほうはこのすくすくチャイルドサポート事業の効果を見極めてということですから、これが効果がなければ、これをやめて出産祝金をということで、どっちかという話ですけども、議員のご提案は、それをやめるんじゃなくてどっちもやれという、そういうご趣旨だというように思いますので、子育て中の世帯に対してその両方を、そしてさらなる子育て支援策を充実させていくという意味で、これがどのような意味を持つのかという面で検討していく必要があるのではないかなというように思います。やっぱり子育てを始められる方々に対して、何か出産祝金だったりとかをきっかけとして、例えば子育て情報、こういったものがありますということをお伝えする機会になったり、あるいは保健師がつながるきっかけになったりとか、いろんな意味合いを持たせることはもしかしたらできるかもしれません。ただ、それをやろうと思うと、当然財源の問題と、それからそれを支える職員の体制も、もう今いっぱいいっぱいで事業やっておりますので、それだけの付加価値を持たせることができるかということの体制の検討も必要だったりします。そうした意味から、この効果はしっかり検証しながら、そして他市との、今度は比較の中で、すくすくチャイルドサポート事業、我々のは喜んでいただいているけれども、でも出産祝金はないよねという、そこのマイナス評価のところをいかに防いでいきながら、全体として子育てしやすいまちとして、さらに高い評価をいただけるようにできるかということを検討していく必要はあるかなと思っておりますので、担当課とも協議しながら、そのあたりを慎重に検討していきたいと考えております。よろしくお願いします。 ○議長(廣田均議員) 嶌原舞議員。                〔2番 嶌原 舞議員 登壇〕 ◆2番(嶌原舞議員) ありがとうございます。質問1についてですが、子育てしやすいという今の声をさらに拡大すべく、ぜひご検討いただきたいのと、例えば市長からそのお金を直接いただくという機会があれば、お母さんにとっては非常に喜ばしくてうれしいことだと思います。ですので、市長もお忙しいとは思うのですが、可能であれば、これが導入された際には、希望者には市長から直接手渡しで、一言お祝いの言葉を伝えて、差し上げるなどがあれば、よりいいのではないかなと私は思いました。 では、質問事項の2について、質問をさせていただきます。 今後、観光プロモーションについて、ホームページ等で告知をしていくということをおっしゃられましたが、こちらについて、あとはe街ギフトを実施されるということもおっしゃられました。私は3年前から瀬戸内市に住んでおりまして、去年のe街ギフトの実施についてや瀬戸内市の観光協会のホームページ等を、最近になって見るような機会がございました。非常に遅かったんですけれども、そういったホームページや、これについて検索しなければ見れないような告知方法では周知ができにくいかなと思うのですが、より効果的に、私たちの世代やもう少し若い世代の方たちにも分かるようなプロモーションの告知というものは、ございませんでしょうか。お願いいたします。
    ○議長(廣田均議員) 頓宮文化観光部長。 ◎文化観光部長(頓宮忍君) ただいまおっしゃっていただいたように、皆様に対する告知というものは、かなりいろんなメディアでありますとか方法が考えられるんですけれども、隅々までしっかりとした告知ができるというのは、なかなか難しいところがあります。少し前の時代で申し上げますと、広報紙でありますとか、そういったものが主になってきてはいたんですが、現在で申し上げますと、やはりホームページというものを主に広報活動というものが繰り広げられております。その中で、先ほども申し上げましたとおり、市のホームページ、特に観光ホームページ、こういったものと、それから観光協会のホームページ、こういったものがそれぞれにあったものを、このたび一緒、一つにさせていただいて、その中に観光協会のSNSも含めた状態のものをつくり上げて、実際、運営のほうは観光協会のほうに委託をしているというような状況でございます。ですので、単にホームページの構築だけではなくて、SNSも含めた上での告知でありますとか広報作業というものに、今取り組んでいる最中でございますので、特に若い世代の方々にも、そういったSNSを中心に市の情報を取り込んでいただきたいというふうに考えております。 ○議長(廣田均議員) 嶌原舞議員。                〔2番 嶌原 舞議員 登壇〕 ◆2番(嶌原舞議員) ありがとうございます。告知をしていただく際に、例えばですが、フェイスブックやインスタグラムやSNS等を通じて発信をしていただくのであれば、それのQRコードが載っていると、私たちはすぐにそれをスマホで写したりして見ようという気になります。そのあたり、導入をもししていただけるようでしたら、ぜひお願いしたいと思っております。いかがでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 頓宮文化観光部長。 ◎文化観光部長(頓宮忍君) ちょっと私も不勉強なところがありまして、QRコードについては、今どういう形で運用されているか、今確認ができていない状態でございますが、QRコードにつきましても、今後、どのような形で掲載ができるかというのも含めて、検討させていただきたいと思います。 ○議長(廣田均議員) 嶌原舞議員。                〔2番 嶌原 舞議員 登壇〕 ◆2番(嶌原舞議員) 質問2についてですが、安心・安全できめ細かい情報発信が必要だと思います。周知がしっかりとでき、瀬戸内市の観光がさらに活気づくようになることを願っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上をもちまして私の一般質問を終わります。 ○議長(廣田均議員) 以上で嶌原舞議員の質問を終わります。 ここで暫時休憩します。                午前10時2分 休憩                午前10時12分 再開 ○議長(廣田均議員) 再開します。 次に、発言順序2番、河本裕志議員の一般質問を行います。 9番河本裕志議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) おはようございます。 それでは、議長の許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 私の質問は、質問事項として3点でございます。この3点は、選挙期間中に市民の皆様から、どうなっとんなという話でいろいろお聞かせいただいた内容でございます。どうぞ明確な答弁をよろしくお願い申し上げます。 質問事項1、通学路の安全性について。 2012年4月に、児童と引率中の保護者の列に軽自動車が突っ込むという悲惨な事故が発生し、国でも公明党の緊急提言を受けて、文部科学省、国土交通省、警察庁がそれぞれ通知を出し、通学路の緊急合同点検を実施することになりました。 毎年行っている通学路の合同点検について問う。 ①毎年の点検状況は。 また、保護者、学校からの要望はどういうなのがあるのか、その辺等をお聞かせください。 ②要望への対応の進捗状況はどうか。 経費がかかったりとか、大きな事業をしないといけないような要望もあるとは思います。いろんな要望があります。いろんな要望の中で、どういうふうな対応をしているのか、具体的に教えていただければいいと思いますので、よかったらよろしくお願いします。 それから、③通学路に外灯がない箇所が多くあるが、どう考えているのか。 通学路というのは、いろんな町内会、自治会、接した箇所でございますが、通学路に設定されているところは、複数の自治会、普通、外灯というたら自治会が申請して設置するとかという格好になると思うんですけども、通学路というところの観点から考えると、自治体任せにするんじゃなくて、子どもを守るという視点の上で、教育委員会はどういうふうに設置基準なり設置を考えているのか、その辺をお聞かせください。 ④スクールゾーン等通学路の交通安全対策は実施されているが、車の交通量が減っていません。ほかに何か手だてはないか。 例えば、これは行幸小学校の校門前なんかもそうなんですけども、30キロとか標識をつけて、またスクールゾーンということを明確にしておりますが、通学時間帯でもどうしても通勤車両が交差して、狭い道を非常に危険だなと思っております。そういったところを、何とか大用水側に迂回できる道もありますので、その辺のことを考えていただけないかなと考えております。 それから、⑤通学路の危険箇所の周知はできているのか。 これは、教育委員会の答弁としたら、ちゃんとやってますみたいな感じになるとは思うんですが、長船の、昔のマルハストアの辺、あそこは非常に道が狭くて、なおかつ車通りが多い。お墓がありまして、グリーンベルトはしてるんですが、カーブもしていますんで、非常に危険な箇所でもあるなと思っています。それから、今は田植時で、非常に用水の水量が増えております。もう少し北へ行ったところ、道幅が狭い割に、全然用水のほうのガードパイプも何も設置されておりません。危険な、車との接触、近くというんか、可能性が非常に高い箇所でございます。ガードパイプがなければ用水に落ちるような可能性も出てまいりますので、その辺のことも含めてどのようにお考えか、お聞かせ願えたらと思います。 質問事項2、保育園の計画について。 長船の東保育園、西保育園の今後について問うということにしております。 ①築年数が古いが耐震化はできているのか。 ②改修などの計画をどのように考えているのか。 また、③トイレの洋式化、乾式化の計画はということにしております。 これは、もう以前から同僚議員も含めて、私、何回も質問させていただいておりますが、小学校関係は、長寿命化計画ということで改修がどんどんされておりますが、保育園のほうは、長寿命化計画等、そんなんあるのかないのか、またその辺を考えているのかどうなのか、その辺のことも含めてお聞かせ願いたいと思います。 質問事項3、コロナ禍の対応について。 (1)国は、ワクチン接種を今年中に終わらせる計画だが、市の考えを問うということにしております。 ①今年中に終わるとすれば、どのような計画を考えているのか、お聞かせください。 ②個別接種の医療機関を決めているのかどうなのか。個別接種についてどのように考えているのか、お聞かせください。 ③12歳以上のワクチン接種──これはファイザーなんですが──をどのように考えているのかを含めてお聞かせいただきたいと思っております。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(廣田均議員) 尾副教育次長。                〔教育次長 尾副幸文君 登壇〕 ◎教育次長(尾副幸文君) おはようございます。 それでは、私のほうから質問事項1、質問の要旨1についてご答弁させていただきます。 ①です。通学路の点検については、各小・中学校において、PTAや地域住民と連携した安全点検を行い、危険箇所の報告を教育委員会に行います。その後、教育委員会、危機管理課、建設課、PTAを含む小学校及び瀬戸内警察署等の関係機関と合同で、危険箇所の合同点検を実施します。令和2年度の要望は、空き家対策、街路灯の設置、看板、またはミラー設置、歩道の整備、または補修、フェンスの設置等、合計80件の要望がありました。 ②です。近年の要望と対応件数については、平成30年度の要望は75件で、58件の対応済みです。令和元年度の要望は46件で、33件の対応済みでした。令和2年度の対応については、現在集計中となっております。 ③です。近年の通学路への外灯設置の要望は、令和2年度は2件、令和元年度はゼロ件、平成30年度は5件あり、全て対応済みとなっております。 ④です。各学校からの報告の中に、車の交通量が多いというものはありますが、交通量を減らすための具体的な対策を求める要望まではありませんでした。しかし、近年の交通事故が多発する現状を踏まえ、各学校では、一斉下校時に改めて交通指導の徹底や地域ボランティアの見守りを強化するなど、安全確保に努めています。教育委員会としても、関係機関とともに事故の未然防止につながるよう協議を進め、必要に応じて対策の要望を行っていきたいと考えております。 ⑤です。通学路の危険箇所については、合同点検だけでなく、各学校が行う通学路点検においても、確認された危険箇所を児童・生徒に周知しています。さらに、発達段階に応じて、児童・生徒自身がどこがなぜ危険なのかを理解し、自ら命を守る行動ができるように指導していきたいと思います。 ○議長(廣田均議員) 難波産業建設部長。                〔産業建設部長 難波利光君 登壇〕 ◎産業建設部長(難波利光君) それでは、私のほうからは質問事項の1の要旨2と4と5につきまして、主に建設課の関係からご答弁を申し上げたいと思います。 まず、質問の要旨2でございます。 建設課に関係する要望の対応状況、進捗状況についてご説明いたします。 まず、平成30年度の点検におきまして、先ほど教育次長のほうから言いました全体の件数ではなくて、これは建設課関係だけの件数ということでご案内させていただきますが、22件の要望に対しまして、対応済みとさせていただいているのが12件、現在まで対応中が1件。対応済み12件の中身、詳細でございますが、路面標示を施した案件が5件、カーブミラーの設置が4件、道路の路側帯等の草刈りなどが3件、そして転落防止柵の設置が2件、その他2件、計の12件でございます。令和元年度の点検でございます。17件の危険箇所の要望に対しまして、対応済みが12件、現在まで対応中が3件。対応済みの12件の詳細は、デリネーター、これは視線を誘導する誘導標、道によくポールとかが立っておりますが、そういうデリネーターが4件、そして道路の表面に着色する着色舗装が3件、転落防止柵が2件、そしてカーブミラーが1件、その他2件、計で12件ということになっております。令和2年度、昨年度の点検の状況でございますが、19件のご要望に対しまして、対応済みが4件、そして対応中が15件。対応済み4件の詳細については、カーブミラーが1件、注意喚起の看板が1件、草刈りが1件、そして舗装が1件という状況でございます。 なお、予算の関係を申し上げますと、この教育委員会との合同点検の中で必要となる工事につきましては、一般の工事費と分けまして、毎年度、土木費の中に教育委員会関連事業として1,000万円を計上させていただき、通学路の安全対策費に充てさせていただいている状況でございます。 次に、質問の要旨④でございます。 交通量の減少対策としてでございますが、先ほどもご案内ありましたように、スクールゾーン、進入禁止、時間帯による通行規制、こういったようなものは交通規制となりますので、警察署の管轄でございます。危機管理課のほうから公安委員会へご要望させていただき、現在対応していただいているというのが状況でございます。 建設課のほうで対応できる案件として、主なものを申し上げます。まず、一つ目に路面に減速などの標示を行う、いわゆる注意喚起によるスピード抑制、こういったようなものができます。そして、2番目といたしましては、よくこれも最近、施工させていただいておりますが、交差点部に目立つように赤色の着色舗装で、四角の形状で交差点を囲う、この着色舗装の実施。そして、3番目が、歩道がない箇所の路肩をグリーンに着色して歩行者が通行できるようにする、いわゆるグリーンベルト、こういったようなものが建設課のほうで対応可能な交通抑制といいますか、減少対策に向けての対応ということにさせていただいております。したがいまして、必要に応じて実施をしていきたいと思いますので、よろしくご理解いただければと思います。 そして、最後、⑤の関係でございます。 先ほど議員のほうからもご案内がありましたが、これは通学路に限りませんが、最近、見受けられる事象といたしましては、用水路などへの転落事故が多発しております。岡山市、倉敷市のほうではかなりの事故も発生しているようでございます。瀬戸内市でも同様に、用水路への転落防止というのは何とか未然に防がないといけないということで、喫緊の課題としておりまして、今回のこの通学路の合同点検でありますとか、それから警察署が実施される交通安全教室、こういったような場所でできるだけ注意喚起を行っていただきたいということで、あわせて年1回、少なくとも年1回は、関係機関によって水路への転落防止柵を検討する会議も、建設課のほうが主催をして執り行いをさせていただいております。こういったところで、それぞれ関係機関のほうからの情報を収集いたしまして、対策をしなければならない箇所については、転落防止柵も積極的に設置していきたいというふうに考えているところでございます。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。                〔こども・健康部長 難波彰生君 登壇〕 ◎こども・健康部長(難波彰生君) それでは、私のほうから質問事項の2、要旨1の①番から③番までと、質問事項3の要旨1の①番から③番について、ご答弁させていただきます。 まず、質問事項の2、要旨1の①でございます。 長船東保育園は、昭和50年3月、長船西保育園は昭和56年3月の竣工で、2園とも旧耐震基準による建物でありますが、平成24年度に実施しました建築物耐震診断等評価において、いずれも地震の震動及び衝撃に対して倒壊、または崩壊する危険性が低いと評価をされています。したがいまして、ご指摘のとおり、築年数は46年と40年とそれぞれ古い建物ですが、一定の耐震性があるというふうに判断をしております。 次に、2番でございます。 令和2年度策定の瀬戸内市公共施設再編計画第2期では、市内6園の公立保育園、こども園のうち、令和元年度に新築しました裳掛こども園及び今年度の改修予定の今城こども園を除く4園の再編の方向性は、検討となっております。今後、瀬戸内市子ども・子育て支援事業計画を基に、市全体の整備状況や財政状況を鑑みながら、改修等の計画を検討してまいります。中でも築年数が46年と40年である長船東保育園、長船西保育園の両保育園につきましては、耐震性はありますが、老朽化が進んでおりますので、優先して改修等を実施する方向で検討しなければならないと考えております。時期につきましては、今後検討をしてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 3番でございます。 現在の長船東、長船西の両保育園の洋式化、乾式化の状況についてですが、長船東が12台のうち8台が洋式で、洋式化率67%、長船西が13台のうち7台が洋式で、洋式化率54%、いずれも湿式でございます。先ほどの答弁で、長船東、長船西の改修等を優先して検討すると申し上げましたが、長船東については、長船西より築年数が経過していることから、トイレ改修を含めた施設全体の改修等を実施することを考えております。また、長船西については、洋式化率が低く、今の施設を当面使用することとなるため、先にトイレ洋式化等改修工事を実施することを考えており、現在、設計業務を委託し、9月30日までに完了、来年度の工事実施を予定しておりますので、ご理解のほどお願いいたします。 次に、質問事項3、要旨の1、①でございます。 高齢者への新型コロナワクチン接種は、集団接種体制により、6月21日現在、1回目の接種を終えた方が6,290人、接種率でいいますと52.4%、2回目の接種を済ませた方が4,520人、接種完了率34.7%、昨日現在では、2回接種を完了された方が49.8%に増えております。高齢者のワクチン接種は順調に進んでおり、7月末までに接種を希望する1万569人、これは高齢者全体の80.9%ですが、この希望者への接種を完了する見通しでございます。 また、一般市民への新型コロナワクチン接種は、12歳から64歳までの方、約2万900人が対象になります。集団接種体制を基本として、医療機関での個別接種を並行して実施する計画でございます。接種対象の年齢層が、勤労者、学生等が大半であることから、集団接種では、日曜日の接種可能数を平日の2倍にすること、接種希望する方への便宜を図っているところでございます。また、市内医療機関におきます個別接種を並行することで、1日当たり平均400人以上の接種が可能となっており、10月末までに完了することを見込んでおります。接種に必要な接種券につきましては、7月3日までに対象者の手元に接種券が届くように、既に発送しております。12歳から15歳までの対象者につきましては、後で追加になったということで、7月中旬までに届くよう、追加で発送する予定としております。その上で、7月5日から基礎疾患を有する方の予約受付を開始し、7月10日からそれらの方の接種を開始します。また、基礎疾患を有する方と併せ、優先接種の対象としております高齢者施設や障害者施設の職員、入所者、また保育施設の職員、教員などへの接種も開始をいたします。7月12日からは、一般市民の接種予約の受付を開始いたします。いずれも予約方法については、ネット予約と電話予約に加え、窓口来庁者への予約対応ができる支援体制を計画しております。また、接種の案内時にネットでの予約を強く推奨することで、電話予約の混乱を回避し、円滑な予約ができるよう計画をしております。 次に、②でございます。 これから行います一般市民への新型コロナワクチン接種は、集団接種体制を基本としますが、医療機関での個別接種も並行して実施をいたします。個別接種の実施に当たりましては、邑久医師会の協力を得て、市内10の医療機関で個別接種を実施する予定でございます。個別接種の予約方法、接種を実施する曜日、時間帯、接種可能数は、現在調整しておるところですが、医療機関ごとに異なっております。そのため、個別接種を希望される方は、インターネット、または電話で希望する医療機関の接種日時や予約可能状況を確認していただいて、その上で予約をし接種を受けると、そういう流れになっております。 次に、3番です。 新型コロナワクチンの接種体制につきましては、厚生労働大臣の指示によりまして、6月1日から12歳から15歳までが対象者に追加をされたことから、現在、これらの方の接種券を作成しており、発送準備が整い次第、発送する予定でございます。これに伴い、本市においては、12歳から64歳の約2万900人が一般接種の対象者と見込んでおります。個別接種と集団接種による接種体制で実施する予定ですが、中学校、高等学校を接種会場とした集団接種を実施する予定はございません。 なお、ワクチン接種に使用されるワクチンはファイザー社製とモデルナ社製のワクチンで、現時点ではファイザー社製は12歳以上から接種ができますが、モデルナ社製のワクチンは18歳以上に制限されております。このため、18歳未満の方はファイザー社製のワクチンを使用する会場以外の予約ができない仕組みを考えております。 また、16歳未満の生徒にワクチン接種を行うに当たっては、保護者に丁寧な情報提供を行い、保護者の同意を得ることが求められております。このため、接種券にワクチンに関する説明書を同封するなど、ワクチン接種に関する情報提供を行うこととしています。あわせて、ワクチンや副反応など、医学的な相談や心配、不安、質問に対して、岡山県が設けております岡山県新型コロナワクチン専門相談センターを紹介するなど、安心して接種していただけるよう、情報提供に努めてまいります。保護者の方には、ワクチンの有効性と副反応を知った上で、接種するかどうか、いつどこで接種をするか、ご判断をいただいた上で、接種の予約をしていただきたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) それでは、2回目の質問をさせていただきたいと思います。 まず、通学路の関係ですが、先ほどの答弁の中で、警察関係は危機管理のほうから要望してるということの答弁がございました。危機管理のほう要望されて、その結果はどういうふうになっているのか、教えてください。 ○議長(廣田均議員) 武藤総務部参与。 ◎総務部参与(武藤康也君) 先ほどの横断歩道の設置であるとか、通学時間帯の通行規制につきましては、要望があったものを、瀬戸内警察署を通じて岡山県の公安委員会のほうへ提出をさせていただいています。それに基づいて公安委員会のほうでご判断をいただいて、設置なりの対応をしていただいているという状況でございます。ちなみにですけれども、昨年度で言いますと、信号機の設置要望が1件ございまして、それについては設置をさせていただいているという状況でございます。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) なかなかこういう問題は全て、地域なり、学校なり、そこから要望してということで、それに答えていくという話なんですが、せっかく、建設も含めて教育委員会、地元、それから自治体、点検を一緒にしょうるわけですから、どうか要望が出んとじゃなくって、やはり子どもの目線というのですか、ああ、やっぱりここは何とか危険なから手を打たんといけんなという、そちらの方向から考える、そういう視点を重要にしていただきたい、このように思っております。そういった意味においては、先ほど、用水転落防止の柵とか、ガードパイプです。その辺のことなんか、長船のところは、部長も承知してるとおり、狭隘な道路の横に用水があって、言うたら逃げ場がないという形になっておりますが、その辺のところはどういうふうに対応を考えておりますでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) この用水路の転落防止柵につきましては、いろいろなとこからご要望もいただいて、我々も検討しているところではあるんですけど、一つの事例として申し上げますと、特に大きな道路ではなくて、その道路に接続する農道であったりとか、里道、こういったようなところへの要望が多ゆうございます。こういったところというのは、人が通るだけではなく、やはり農耕者、こういった農耕用の自動車が通るということもあって、そういう作業車の通行に支障を来すという側面もあって、なかなか通行車の安全性を確保するための設置というところで、ご理解がいただけないというような側面もございます。したがって、そういったところを地域の中で協議をしていただいて、例えば、これも一つの事例でございますが、防護柵ではなくて、ポールですね。そういったようなものを設置することで視線を誘導するというような対策も可能かと思いますので、いろいろな対策を我々のほうでもお示しをして、その中で地域に即した、何が一番実施する上で認めていただけるのかというところも併せて考えていきたいというふうに思っております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 部長は市全体のことで答弁されたんですけど、私はピンポイントで長船のところを言ったわけで、例えば用水のところをきちっとメッシュのような張り物をして、当然、強度の安全も含めて、そこの上をガードパイプして、そこの上を、要は歩道がないわけですよね。だから、歩道のような形で安全に通学していただくような、そういう手だてというのは考えれないですかね。 ○議長(廣田均議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) 失礼しました。今のご質問で言いますと、いわゆる水路への蓋がけなどが考えられるかと思います。こういったようなものも、ご要望があれば我々として検討していっておりますが、地域によってはなかなか、蓋がけをするための水路の施工から入らないといけないというような場面もございますので、そういったところを検討しながら、路側帯を有効に使って道路の拡幅と言いましょうか、歩道部分の確保ができる状況があるのであれば、地域のご要望に応える形で積極的に取り組んでいきたいというふうに思っております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 費用もかかることなんで、それで農業者の方から言ったら、蓋したら水が冷えるとか、いろんなご懸念があったりするんですけど、メッシュじゃったらその辺は大丈夫なんじゃないかなとか思うたりするんです、素人目には。何が大事なかというたら、子どもも含めて、そういう歩道というか、きちっと安全を確保するという、命を守るということが大事なわけで、そこを力を入れていただきたいなと思います。教育委員会のほうは、その辺は全然対応というか、分からないとは思うんですけども、そういう視点で見ていくと、外灯の件も書いてありますが、これ、合同点検というたら昼ですよね。合同点検、昼ですよね。外灯なんか、実際に見ようと思うたら、夜なんですよね。夜に点検してみるというのも手だと思うんですけど。この前、走ってますと、あそこの国府小学校のとこから、旧県道ですよね。こっちのハローズのとこまでの県道の真っすぐ行ったところに、電柱の大中小含めて50本ぐらいあるわけですけども、夜通ってみると、どうしても50メートル、100メートル近く外灯がありませんから、暗い箇所があったりするんですよね。そこはもうよく通学路として子どもたち、特に中学生ですけど、これから冬場になりますと日も早く落ちますので、どうしても外灯が必要になってきたりします。そういうところを、やはり夜しっかりチェックをして、要望がないと設置しないとか、そういうんじゃなくて、きちっと通学路には外灯を設置していくという、これが大事じゃないかと思うんですけど、その辺は教育委員会としてはどうですか。 ○議長(廣田均議員) 尾副教育次長。 ◎教育次長(尾副幸文君) ありがとうございます。先ほど申しました、要望がないと一切しないという話ではないと思います。ただ、各学校においても日々の通学点検等を行っておりますので、それについては、直ちに何らかの手だてをしていきたいと。それから、夜間の確認等も、どういう方法ができるのか、もう一度確認してみたいと思います。 以上です。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) よろしくお願いします。 次に、保育園の関係なんですけども、部長、西保育園なんかよく雨漏りとかあるようなんで、暫定的に修繕よくしてるんですけども、いつまでそういう感じにしていくんですかね。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) 当然、修理は必要なものについてはできるだけ早く対応すると。ただ、金額等が大きくなってきましたら、そういう今後の検討等も含めて、どちらを優先してやっていくのか、そういったことも検討する必要があると思いますけれども、年数で言いますと、大体築年数50年というのをめどに改修の検討を具体に検討していく必要があると、そのように考えております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 築年数50年というて、東保育園なんかもう46年ですよ。なら、もう今から、どこへどういうふうにするのか、現状の保育園をどうするのかという計画を進めていかないといけないタイミングだと思うんですけども、西保育園のトイレすら来年度からということでしょう。それは遅いんじゃなんですかね。その辺の計画をもっと明確に出されたほうがいいんじゃないですか。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) 50年と申しましたのは、それはあくまでもめどでございまして、50年たったからもうすぐ建て替えるとか、そういう話ではございません。一応のめどとして、50年ぐらいは使って、その上で修繕をするのか建て替えをするのか。今おっしゃられた東保育園、これにつきましては、今後どうしなければいけないか、当然もう検討する必要がある時期だと、そういうふうに考えております。ただ一方で、今年度、民間のこども園を誘致する計画をしております。そういったものの入所後の入園の状況、全体のバランスというか人数、そういったものも含めて検討していかないと、どのくらいの規模のものをやらなければいけないと、そういったものも含めて検討していかなければいけない部分がございますので、もう少しその部分は、様子というか状況を見たいと、そのように考えておりますので、ご理解のほどをお願いします。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 新しいこども園の関係はまだまだ2年ぐらい、開園は、たしか、なるんだったですよね、部長。じゃなかったですかね。それまでは、ほんなら手つけんという話で理解しときゃあええんですね。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) ですから、西保育園につきましては、今年度、設計をして、来年度、工事をすると。それはトイレについての工事でございます。それから、東保育園につきましては、先ほどからご答弁させていただいておりますとおり、そろそろ計画のほうを具体に考えていく必要があると、そのように考えております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 小・中学校なんかは、全体的にもう耐震化、それから国から補助金が出て、大きく長寿命化というのが進んでます。厚労省もしっかりとその辺、出してくれりゃあいいんですけど、なかなかそういうわけにはいかないんかもしれませんが、市として、市長、その辺はやっぱり子どもの命を守る建物でもありますから、しっかりと計画立って早急に進めないといけないと思うんですけども、どのようにお考えですか。 ○議長(廣田均議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 様々な公共施設が老朽化、進んでおりまして、それらに対してどのような判断をしていくかということは、非常に重要な問題だと思います。学校等の施設については長寿命化等を進めていったりとか、あるいは長寿命化が難しい建物もあるかもしれません。そうしたものにどのように対応していくかということの判断が、それぞれの施設を見極めながら考えていかなければいけないと思います。保育園につきましても同様でありまして、東保育園については、老朽化が進んでいることと、さらには浸水の想定だったりとか、そうした防災上の面も加味しなければいけないこともあるかもしれません。また、全体の保育のニーズを見極めたときに、どのような施設が必要なのか、またそのために十分な敷地がそこにあるのかどうか、そんなことも含めて検討していかなければいけないと思います。 したがいまして、まだ今の段階で新しい場所に建て替えをしますということをはっきりと申し上げられるだけの十分な根拠、また見通しをここでお伝えすることはできませんけれども、早急に計画を立てて、その中である程度のゆとりを持たせながら、保育園、こども園を確保していくということは、これからますます保育のニーズというのは高まっていくと思いますので、そうしたものに即応できる体制を準備をしていく必要があると考えております。そうした意味から、早急に計画を立てていくということで、邑久の民間のこども園の誘致の話はもちろんございますけれども、そこがある程度、目鼻がついていく、そうした見通しが立っていく段階で、それが済んでからということで議員おっしゃいましたけども、そういうことではなくって、なるべく早急に計画を同時並行で進めていく、そのような考え方も必要だと思いますので、ぜひご理解いただきまして、我々も一生懸命取り組んでいきたいというように思います。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) よろしくお願いします。ただ、東保育園は全体的にというて答弁ありましたけども、洋式化、乾式化については67%という話で、もうずっとそのまま放っとくのかということも、今の答弁等聞いてたら、何年も先になるという計画ですんで、東保育園の全体的なことが。もう早急に東保育園のほうもトイレの改修のほう、実行していただきたい、このように思いますが、こども・健康部長、どうですか。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) 東保育園につきましても、当然、今後の使用状況に応じて、トイレの改修につきましても、いつの時点でできるかということを検討してまいりたいと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) よろしくお願いします。 3番目のコロナに関係して、コロナ禍の対応について、2回目の質問をさせていただきます。 まず、7月中に高齢者の対応が何とか完了しそうだということで、非常に医療従事者、また職員、また関係の皆様には努力していただいて、本当にありがたいなと思っております。これからまた2万900人という対応についての具体的な方法を示していかないといけないと思うんですけども、7月5日から基礎疾患の関係の受付をするという話ですけども、基礎疾患の対象者というたらどのくらいおられるんですか。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) これは、国が示した計算式によって、推計でございますが、2,400名ぐらいになると、そのように思っております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 2,400ということであれば、もうかなり早い段階で接種が完了するような感じに思われますけども、1日に400人ぐらいいけるんじゃねんかというて、先ほどの答弁があったんですけども、その辺でいくと、この基礎疾患の方々の終了時期というのはどのくらいに考えられていますか。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) 基礎疾患がある方について、7月10日から開始をしまして、8日間ぐらいの間、優先的な日数を今のところ取っております。その後、3週間後にもう8日間ということで、そこで完了させたいと、そのように考えております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 基礎疾患の方もいろいろ、2,400、皆さんが全部ゆめトピアのほうに来られる方ばっかしじゃないとは思うんで、その辺の細やかな対応をしていただきたい。 また、域内接種なんかが、もうどんどんどんどんあちこちで進んでます。接種券が行ってなくてももう接種されてる方とかおられると思うんですけども、その辺の連携は取れているんですか。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) 職域接種ですとか、大規模会場等で接種を受けられたい方につきましては、市のほうに連絡をいただきましたら、接種券がまだ送付されてなくても、再発行という形で接種券をお出しさせていただいておりますので、それを使って接種していただく、または接種券がなくても先に接種をしていただいて、後から手続をしていただく、そういったことで対応のほうをさせていただいております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 実は介護施設なんかに勤務されてる方なんかもう、岡山市なんかの関係で先行接種をされてる方もおられたりしますので、抜けのないように、またダブらないようにというんですか、その辺はちょっと大変だと思うんですけども、しっかりと確認をしていっていただきたい、このように思います。 それから、先ほど答弁のほうでファイザーとモデルナの併用ということをお聞きしました。これは当然、12歳以上はファイザーでいいんですけど、モデルナ、18歳以上ということで、個人の要望とメーカーの違いが、逆があったらいけないんですけど、その辺は、先ほど希望する、確認してからみたいな話もあったんですが、その辺はどこまで、どういうふうにきちっと区分けというんですか、していくんですか。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) ワクチンにつきましては、基本的にはファイザー社製、それからモデルナ社製のワクチンにつきましては、ファイザー社のものが、今後7月以降、順次供給が少なくなると、そういう話を聞いておりまして、市のワクチンを確保するということから、集団接種会場のある時期から、そこで使うワクチンをモデルナ社のものを使うと、そういう計画でございます。 今おっしゃられたワクチンを選ぶということは、うちのほうではあまり考えておりませんけれども、今説明をさせていただいた12歳から18歳までの方は、今のところ、今のところですけれども、ファイザー社のものしか接種ができません。ここを間違えないような対応が必要ということで、基本的には個別接種会場におきましては、ファイザー社のものをずっと使っていくということでございますので、そういったところを選択していただくように周知を図ってまいりたいと、そのように考えております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 個別接種会場、これは、邑久医師会の皆様のご協力を得て10医療機関というて、先ほど答弁がありました。この10医療機関の先生、看護師の皆様の協力で個別接種のほうをするとしたら、集団接種のほうの先生のローテーションなり、医療関係の人がそんだけ減るということになるんで、どんなんですか、その辺はきちっと数こなしていけるような計画になってるんですか。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) 個別接種をしていただく先生につきましても、集団接種のほうへ来ていただくと、そういう調整を図った上で個別接種をしていただくということでございますので、集団接種の人数につきましては、これまでどおり確保した上で、個別接種のほうをやっていただくと、そういう考えでございます。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 個別接種のほうは全部ファイザーでよかったんですかね。 ○議長(廣田均議員) こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) これまでファイザー社のものをずっと使ってきていただいて、それに慣れていただいております。そういったことから、途中でワクチンを変えないように、個別接種についてはずっとファイザーを使うと、そういうことで計画をしております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) ファイザーのワクチンはマイナス75度前後の超冷凍保存、その辺の関係、取扱いが非常に難しい、衝撃を与えたらもう使えなくなるとか、いろんなリスクがあるわけですが、10会場の個別のところにそういう、なかなか管理の厳しいような状況できちっとできるんですかね。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) ファイザー社のワクチンにつきましても、小分けの配送ができるような仕組みになっておりまして、配送につきましては、専門の業者がございまして、そちらのほうがサテライトであるゆめトピアのマイナス75度の冷凍庫から各医療機関に配送をするという形を取らせていただきます。その上で、各医療機関で接種の準備をして接種していただくと、そのような手順で行うこととしております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) そうなると、もう既にどこどこの医療機関に何人の接種予約があってという計算になって、そこに何ぼと持っていくというふうに、具体的になると思うんですけども、キャンセルとか、そんなん生じたときの廃棄の可能性も出てくると思うんですが、その辺の調整というんか、その辺の確認というんですか、その辺のことの計画はどのようにお考えですかね。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) 当然、キャンセル等も出てくる可能性がありますけれども、できるだけキャンセルしないようにしていただくというのが一番でございます。その上で、できるだけ早く、キャンセルがある場合にはできるだけ早く連絡していただいて、調整をすると、もしくは次の日、まだ予約をされてない方、そういった方にどういうふうな形で接種をしていくか、これは今、医療機関とも検討協議をしょうるところでございます。そういったことは当然ありますけれども、できる限り、キャンセルによる廃棄等がないような形でやっていきたいと、そのように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 今度はワクチン間の関係ですが、ファイザーは3週間、2回目で、モデルナは4週間。ニュース等によると、ちょっと接種にミスが起きたとかという話も、ちょこっと海外も含めて聞いたりするんですけども、ワクチンのきちっとした分別というんですか、その辺はどのようにお考えですか。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) ワクチン間の、やっぱり混在を一番にリスクとして考えておりまして、当然ワクチンが混ざることが一番駄目ですので、これについては、集団接種会場である時期から以降は全てモデルナにすると、その際には、モデルナであることを各会場にも明示をして、間違いがないようにしなさいと、そのように通知が来ておりますので、そういった取扱いを徹底したいと、そのように考えております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 医療従事者の皆さん、それから職員の皆さん、本当に大変だと思います、毎日。だけども、しっかりと対応していただいて、ニュース報道等も、ワクチンの有効性というのは報道されておりますけども、そういった意味においても、しっかりときちっとワクチンを入手して、それをしっかり使っていく、無駄なく使っていく、間違いなくということでお願いしたいと思います。 12歳以上ということになると、小学校6年、中学校、この辺、受ける受けないも含めた、そういう人権に関わることも出てくることと思うんですけども、その辺、教育長、どのようにお考えでしょうかね。 ○議長(廣田均議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) ありがとうございます。おっしゃられるとおり、受ける受けないについては、本人、または保護者の同意が必要であろうと。その希望に基づいて接種が行われるということです。そのあたりのところについては、学校においても、そういう受けた受けないというふうなことで人を排除するであるとか、いじめを行うであるとかといったりすることが生じないように、そのことを徹底して指導していくというような体制をとっていきたいというふうに思っております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 徹底して指導というんですか、普通の教育の中で人権意識というんですか、そういったことは学んでいっていただきたい。また、指導という方法じゃなくて、気づきというんですか、きっちり徹底していただきたい、このように思うんですけども、次長、どんなですかね。 ○議長(廣田均議員) 尾副教育次長。 ◎教育次長(尾副幸文君) そのとおりだと思います。生徒等については指導、それから保護者に対しては理解を求めるような努力をしていきたいと思います。 以上です。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 子どもたちって、冗談で言って、それがわっと広がったりとかという可能性もありますので、そういったことも含めて、しっかりとアンテナを立てていただいて、すぐ聞いてあげるというんですか、すぐフォローができるようにしていただきたい、そういう体制も取っていただきたい、このように思っております。 ともあれ、市長、これからこういったコロナ禍に対する対応というのは市を挙げての対応であります。また、公共施設の職員も含めて、感染したこともあったりするんで、これからしっかりと、職員に対しても含めて、どのように周知徹底していくお考えでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 武久市長。
    ◎市長(武久顕也君) ご質問のご趣旨は、恐らく我々職員に対しての接種をどのように促していくのかということかと思います。我々としては、このワクチン接種の大切さ、そして市を挙げて行っていると…… ○議長(廣田均議員) 残り3分です。 ◎市長(武久顕也君) いうことを十分に説明した上で、その上でそれぞれの職員の価値観、判断、またいろいろな思いもあると思いますか、そうしたところを、先ほど学校の話も例に出されましたけれども、職場の中でそれがパワハラにつながってしまったりとか、そのようなことにならないように十分配慮しながら、なるべく多くの職員に協力をしてもらえるように促していきたいと考えております。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) いやいや、職員に対するワクチンの接種のあれじゃないですよ。だから、先ほど言うように、そういう差別的なことが起こらないように、どういうふうに徹底していくのか、そっちのほうが大事ですんで、受ける受けないは、当然もう皆さん、自由なわけですから、それを踏まえた上で、きちっとそういうことが起こらないように。これは小学校、中学校、高校だけじゃなくって、子どもたちだけじゃなくって、それは大人の問題でもあります。だから、そのことをきちっと職員間で徹底をしていただきたい、このように思いますけど、もう一度。 ○議長(廣田均議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 議員おっしゃるとおり、そうした人権の侵害にならないように、十分に職員のほうにも徹底をしながら、その上でいろいろな価値観を受け入れる、そうした幅の広い人間性というか、器を持った職員を増やしていかないければいけないと思いますので、組織を挙げて、そうした部分も十分に配慮しながら取り組んでいきたいというように思います。 ○議長(廣田均議員) 河本議員。                〔9番 河本裕志議員 登壇〕 ◆9番(河本裕志議員) 以上をもちまして私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○議長(廣田均議員) 以上で河本裕志議員の質問を終わります。 ここで暫時休憩します。10分休憩です。                午前11時11分 休憩                午前11時20分 再開 ○議長(廣田均議員) 再開します。 次に、発言順序3番、石原芳高議員の一般質問を行います。 15番石原芳高議員。                〔15番 石原芳高議員 登壇〕 ◆15番(石原芳高議員) それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問に入らせていただきます。 まず、その前に一言言わせていただきます。あまり長引くようでしたら、議長、ブザー鳴らしていただいて構いませんので、よろしくお願いします。 今回、市長選挙がありまして、4期目、初めての選挙を経験されまして、当選の栄誉を受けてここへおられるわけでありますけれども、今日も傍聴者の方、たくさん見えられているように、新人議員さんが多いということも起因しているのかなとは思うんですけれども、やはりこれからの武久市政、武久の行政運営の方向というか、やり方というか、そういったことを、非常に皆さん、注目しておられるなという気がしております。今日来ておられる方は数名の方ではありますけれども、やはり選挙結果を見ても、投票率も若干、4年前より上がったということで、政治に対する注目度というか、はっきり言うて市長の政治手腕をどのようにされるかということを注目されていると思います。3期12年の経験がおありですので、どうかこの期も、お互いにこの与えられた任期の責務を全うしていけたらなと思っております。立場は全く、二元代表制という言葉がありますけれども、立場は違う。互いに首長、それから議員ということで、こちらはチェック機関ということもあります。どうかその点を踏まえて、この期もよろしく、よろしくお願いしますという言葉があれかどうか分かりませんけれども。それから、行政報告では当選の栄を与えられた議員の皆様におめでとうございますという言葉がありましたんで、議員のほうからも、私も、市長おめでとうございますということを言わせていただきます。 それでは、通告どおり、質問に入らせていただこうと思います。よろしくお願いします。 今回、出させていただいている質問事項といたしましては、2点出させていただいております。本来、この6月議会というものは、2月の一般会計、大きい1年を通した予算を出して、なかなかこの6月議会、5月議会というのは、補正的な面が多い議会であります。今回はコロナの予算とか、いろいろ国のほうからいろんなお金が下りてきて、そういった関連も補正予算で上がっておりますけれども、2月議会でいろいろ審議をして、1年の計画を立てて、すぐ6月でこれをしてくれあれをしてくれというのは、なかなか言いづらいことだとは思うんです。ただ、今回出させていただいているのは、市長、選挙もありました。市長が12年間、瀬戸内市政を運営してきて、また新たな一歩を切ったわけでありますので、私はあえてこういうことをしたらどうかということを出させていただいておりますので、よろしくお願いします。 まず、1点、これはちょっと私が疑問に感じていることでありますので、説明をさせていただきます。質問事項といたしまして、国宝「太刀無銘一文字(山鳥毛)」についてであります。 皆さんご存じのとおり、これ、クラウドファンディングで、いろいろ紆余曲折がありましたけれども、瀬戸内市が取得して、この夏にも新たに展覧会というか展示会が行われる予定であります。それは承知しております。ただ、この国宝「太刀無銘一文字(山鳥毛)」の商標権、この表現が合っているかどうか、私は定かではないんですけど、国宝でありますし、商標権です。それから、意匠権というのはどうなっているのかということをお尋ねいたします。 これは、まず感じたのは、太刀無銘一文字を瀬戸内市が取得する前から歓迎ムードで、ある地域ではこの無銘一文字を家の壁に書いたりとか、そういったことが、取得する前なんで、それは別にして、取得後、運送業者の方が大きいバスの後ろに、今カッティングシートも結構発展しとって、簡単に刀のディテールというか、もうほとんど刀のまま、そういったものをバスの後ろにカッティングシートをしてくださっていたりとか、それからこの間もタクシーにカッティングシートを施して、無銘一文字をPRしていただけるという、報道で私は拝見させていただきました。 ただ、これを認知してもらう、それは当然全国に発信して、特にバスとか見てくれますが、皆さん、後ろにあったら。あれ、この刀は何だろうかなということで、調べたらすぐ分かりますよね、瀬戸内市が上杉謙信ゆかりの刀。本当は上杉景勝という意見もありますけれど。あれ、一回見に行ってみようかというようなことにつながると思うんです。それはそれとして、ただこの国宝を瀬戸内市が取得して、それを使ってPRしていただくのはいいんですけども、商売になるわけです、やはり。それは僕、若干の違和感を感じてるんです。当然、瀬戸内市のものですから、幅広い意味で言えば瀬戸内市民皆様のものという気はします。ただ、これがお金が発生してくると、僕は別の話になるんじゃないかなと思っております。例えば、この無銘一文字、今はまだないですけれども、無銘一文字まんじゅうとか、無銘一文字煎餅とか、そういったのを、例えば瀬戸内市内の業者、瀬戸内市以外かもしれません。そういったところが、うちも使ってやりたいんだと、PRも含めて商売も含めてやりたいんだというような話が出てくるかもしれません。その辺で、やはりある程度の線引きというか、ここまではいいです、ここからはちょっと控えてくださいといったような、規定というか、今、非常にその辺がぼやけとんかなという、私の所見ですけれども、そういった気がしてるんです。その辺を、やはりこれからも、取得していく、国宝ですから、その辺は線引きというか、ある一定の指針を出すべきだと考えております。その辺についての見解をお願いします。 この件については以上です。お願いします。 それから、2点目、本庁舎の駐輪場についてであります。 ご存じのとおり、駐車場の整備、南側手の土地を取得して、車のほうは先を見据えた先行投資というようなことをされている。それに対しましては、一切異論はありません。ただ、駐輪場に関しましては、恐らくこの庁舎が完成した当時の、今、この東側にある駐輪場ですけれども、その当時のままだと私は感じております。非常に頑丈で、少々の雨風には負けんようなしっかりとした造りの駐輪場で、それに関してはあれなんですけど。ただ、今忙しいときと忙しくないとき、市役所が市民の方が来られるとき来られないとき、結構波があるんですけども、少し集うというか、市民の方が足を運ばれるときには、必ずといっていいほど駐輪場がいっぱいです。市長、職員の方も見られて分かってると思いますけれども。それに最近の健康ブームというか、バイクブームもありまして、自転車に乗られる方、原動機付自転車、小さいようなバイク、乗られる方も多くなっております。ですので、やはり駐輪場を幾らか拡幅というか、今のままでは私はよくないと思っております。特に高齢化社会で免許を返納される方も多く見受けられるというか、出てきております。免許返した方は、やはり自転車に乗られております。今の現状では、とてもじゃないけど僕はよくないと思っております。 さらに申し上げますと、駐輪場の南側の倉庫というか資材置場、今のところ雑紙の倉庫になっておりますけれども、するならあそこも一緒に。シャッターが、例えばいろんなお金を使う名目が変わってくるかもしれませんけれども、あそこの駐車場を整備するんなら、あそこの倉庫も一緒に考えんといけんのかなという気がしております。これ、通告に出してないんで、そこは具体的に答えられなかったらそれでいいんですけれども。今の状況では、南の駐車場を整備して、車止めとかもいっぱい、きちっとされているんですけれども、あそこから、搬入はあそこの通路から出られて職員の方が手押し車で運ばれたりとか、持ってとか行けるんですけれども、搬出です。搬出がなかなか、車もう止められとったら、あそこ、業者の方、持って出れんですからね。持って出れんことはないですけども、距離があったりとか、非常に、自転車を置く駐輪場の西側は通路も狭いですから、その辺も踏まえて、総合的に駐輪場の整備は考えていかないといけないんじゃないかなという気がしておりますので、その辺に対しましての所見をお願いいたします。 1回目の質問を終わります。 ○議長(廣田均議員) 頓宮文化観光部長。                〔文化観光部長 頓宮 忍君 登壇〕 ◎文化観光部長(頓宮忍君) それでは、私からは質問事項1、質問の要旨1についてご答弁申し上げます。 本市が所有いたしました国宝「太刀無銘一文字(山鳥毛)」の権利についてでございますが、知的財産権の中に、産業財産権と言われる特許権、それから実用新案権、意匠権及び商標権の四つの権利がございます。このうち、特許権と実用新案権につきましては、新たな技術等の発明や考案に対するものであり、所有したことにより得られる権利ではございません。また、意匠権につきましては、基本的には工業製品に対するもので、工業上利用できる意匠であるかなどの用件が必要となってございます。同一のものを複数量産できない刀剣につきましては、対象外となるというふうに考えております。このため、残る商標権が登録できる権利ということになります。山鳥毛の商標権につきましては、特許庁の検索システムで確認をさせていただきましたところ、既に登録されたものはございませんでした。 本市の山鳥毛の商標権についての取組でございますが、購入を目指した山鳥毛の里帰りプロジェクトの中で、所有後の有効活用を検討する中で必要と考え、特許庁や岡山県産業振興財団、弁理士等に相談をさせていただき、購入後の令和2年4月初旬には、瀬戸内市が山鳥毛を活用して施策を進めている旨の情報を、商標法施行規則第19条により特許庁に対して提示をさせていただきました。また、議会での商標登録の予算を承認いただいたことを受け、登録手続を進め、今年1月30日に出願が受理されております。現在は審査待ちの状況ということでございます。審査につきましては、審査の着手までに8から10か月程度かかる状況であるということをお伺いをしております。登録の可否につきましては、今年度末か、あるいはそれ以降になるという状況というふうに、今伺っておるところでございます。 なお、歴史的、文化的、あるいは伝統的価値のある商標から成る商標登録出願の取扱いについては、独占権を付与するべきか否かの公益的観点から、検討を行う必要があるというふうにされておりまして、広く一般的に知られている文化的所産等については、商標法第3条第1項に該当し、商標できないとなっており、国宝である山鳥毛の登録は難しいものがあるのではないかというふうな認識もいたしております。同法第4条第1項第7号の解釈といたしまして、文化的所産等を管理、所有している者が出願人であった場合については、検討する必要があるというふうにされておりまして、所有者である瀬戸内市、当市が商標権が認められる可能性もあるものというふうに、現在のところは考えているということでございます。それを踏まえて、今、登録申請中ということでございます。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(廣田均議員) 武藤総務部参与。                〔総務部参与 武藤康也君 登壇〕 ◎総務部参与(武藤康也君) それでは、私から質問事項2について答弁させていただきます。 本庁舎駐車場につきましては、瀬戸内市として合併以降、来庁者の増加に対応するため、駐車場の確保が課題となっていました。平成29年度に隣地地権者のご協力をいただき、駐車場の整備を平成30年度に行っています。現在、福祉部及びこども・健康部の移転に向けて準備を進めているところでございますが、福祉部等の移転に伴って、障害者用の駐車マスの拡充なども考えております。 議員ご指摘の駐輪場におきましても、西棟の改修後につきましては、自転車などによる来庁者の増加も予想されるということから、実施設計の中で検討したいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 ○議長(廣田均議員) 石原芳高議員。                〔15番 石原芳高議員 登壇〕 ◆15番(石原芳高議員) 山鳥毛の商標権のほうから再質問に入らせていただきます。 申請をされて、認可というか、それが認められるまで、相当かかる、秋以降という感じがするんですけれども、私がこれ、質問を出す経緯に至ったのは、言うたように、やった者勝ちというか、言い方は悪いですけれども、カッティングシートを貼ってやってくださるのは本当にありがたい話です。ただ、市民の方からの声で、こういった声があったんです。この山鳥毛はクラウドファンディングで取得した、購入させていただいたものでありますけれども、クラウドファンディングに協力したところはそういったことが使わせてもらえるんじゃねんかというような、そういったこと、あってはならんですよ、これは。ような意見もあったんです。ですので、そういった山鳥毛をPRしてくれるのはありがたいことではあるんですけれども、その辺はきちっと。その辺、最初に市のほうに伺いがあったのかどうかということだけ、ちょっと聞かせてください。 ○議長(廣田均議員) 頓宮文化観光部長。 ◎文化観光部長(頓宮忍君) ラッピングトラック等、ラッピングによって広く山鳥毛を広報させていただくことについて、業者のほうから申出をいただいて、市のほうで検討させていただき、お願いをしたという経緯でございます。 ○議長(廣田均議員) 石原議員。                〔15番 石原芳高議員 登壇〕 ◆15番(石原芳高議員) お伺いがあったということで安心しているんですけれども、その辺はお伺いがあって、会議をしたりとか、どうするかということは話合って決められたことでありますけれども、先にした人のほうが目立つというようなのは、何か公平性という面においては、僕はちょっと違和感を感じますので、今後、そういった問合せがあることも十分考えられますので、慎重にしていただきたいなという思いがありますので、よろしくお願いします。これに関しては、あまり市長の所見を述べるのは酷なんで、市長の答弁は控えさせていただきますけれども、市長、うがった見方かもしれませんけれども、そういった市民の方の声もあるんです。クラウドファンディング、それは悪いことではないですけれども、お金が絡んできたらそういった考えも出てくるということで、これからもっともっと山鳥毛を広めて、来館者も来ていただいて、瀬戸内市のシビックプライドとか、商標としてこの山鳥毛を活用していただくのは、当然考えられとることだと思うんですけど、その辺の線引きというか、けじめだけはきちっとつけていただきたいということを申し添えておきます。よろしくお願いします。 では、駐輪場に入らせていただきます。 残念です。議場で一議員がこういった提案をしたからすぐできます、やりますということはなかなか答弁しにくいことだとは、当然、お金も発生してくる、お金というか、後ろ盾がないとできない話ですので、答えられないとは思いますけれども、参与、参与の答弁の中では、西庁舎と一緒に考えるという。西庁舎も一応計画は立ってますけれども、来年、再来年の話じゃないんじゃないですか。その間に、言うたように、高齢者の方は増えて、免許返納される方もおって、現状でも駐輪場はいっぱい、狭い通路です。その辺は、一体型に考えられたら、やはり国からの交付税とか、そういった措置で有利なお金を、節約という言葉が正しいか分かりませんけれども、できるというのは十分私も分かっておりますけれども、申し上げましたように、もう逼迫している状態です。ぜひとも、これは西庁舎と同時と言わずに何らかの施策を打つべきだと考えております。例えば、参与、今、職員の方も一緒に、バイクで来られた方とか自転車の方も、そこの駐輪場に止められております。例えばいっぱいのときに、職員の方が自転車とかバイクで出られて、それを待って一般の方が入れられる場面、僕見たことがあります。それ、あまりよくない。よくないというか、職員さんが止められることに関して異論があるわけじゃないです。それはもう職員さんの自由ですし、全然それは構わない。駐車場代も払っておられますし、その辺はいいんですけれども、大々的な駐輪場が整備できないんであれば、例えば職員さん専用の駐輪場という、僕はこともあってもいいんじゃないかなという気がしておりますけれども、その辺に対して所見をお願いします。 ○議長(廣田均議員) 武藤総務部参与。 ◎総務部参与(武藤康也君) ありがとうございます。参考までに申し上げますと、平成31年5月に駐車場を整備した際に、一応西棟の西側に職員向けの駐輪場を10台設置させていただいています。また、今、いただいた駐輪場の西棟改修につきましては、今の段階では来年度に施工する予定で、それに合わせて、今計画では24台分ぐらいを計画をしています。ただ、今議員おっしゃられたように、一般の方が日常的に不足するということで、本当に駐輪場の数が多く必要であれば、場所も含めて、いま一度、検討する必要があるのではないかなというふうには考えております。来年度の工事に合わせて、駐輪場ですから、再来年度の駐輪場活用というぐらいのスケジュールであれば、西棟の改修のスケジュールに合わせていきたいというふうに考えてます。 ○議長(廣田均議員) 石原議員。                〔15番 石原芳高議員 登壇〕 ◆15番(石原芳高議員) すいません、僕の認識不足で。ただ、そしたら今、駐輪場が結構使われとるということで、それでもまだいっぱいの状態ということが、逆に僕、認識できたんで、来年度の実施ということになっておりますけれども、自転車とバイクが増えてくるのは、もう自明の理じゃないですか。この辺はよく考えていただきたいということと、それから駐輪場に併設している雑紙置場に関しても、ちょっと幾ばくかの、駐輪場と併せて整備も考えていかないといけないんじゃないかなという気がして。建ってあれも同じ時期に多分、シャッター付の倉庫も造られたと思うんで、10年、20年の話じゃないと思うんです。その辺についても検討というか、見直していただきたい、併設しているんで。その辺、ちょっと答弁お願いします。 ○議長(廣田均議員) 武藤総務部参与。 ◎総務部参与(武藤康也君) 東側の駐輪場につきましては、かなり逼迫しているという認識はございます。今、議員のご意見をいただきました、今の雑文書庫も含めて、今喫煙所を設置していますけれども、喫煙所の隣のスペースが一応空いていますので、そのあたりへの新設も含めて検討をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(廣田均議員) 石原議員。                〔15番 石原芳高議員 登壇〕 ◆15番(石原芳高議員) すいません。その倉庫については、ちょっと僕はきちっと通告してなかって申し訳なかった辺であるんですけれども、せっかくスペース的には十分あるような状態です。きちっと線も消されてあれしてますけれども。ぜひともこういったことは、市民の方が混雑しないような、それは幾らでも広うせえというわけじゃないんです。それはもう当然予算がかかってくることですので、その辺は幾ばくかの幅を持たせてはしていただきたいなという私の思いでありますので、よろしくお願いします。 これで大体答弁もいただいて、私の質問もほぼ終わりなんですけれども、市長、行政報告を見させていただいていると、市政運営を評価していただく一方で厳しい意見も聞かせていただいたというような一節がありますけれども、選挙がなかったとしたら、これが聞けれてないんかな、聞かれたんかなという気もしております。僕は、個人的な意見ではありますけれども、選挙があってよかった、市長選ですよ。よかったなという気がしております。ただ、今まで市長は3期無投票で出てこられて、あまり批判的な意見、聞かれたんか聞かれてないんか分かりませんけれども、競争してないから、市長が好きにやれるんかなという思いを持ったかどうか分からんですけれども、今回、それは市長の考えと周りの人が評価する、周りの人が考える市長の動向というか、政治のやり方、周りの人が見て判断することでありますので、やはり今回書かれているように、厳しい意見も踏まえて、選挙で勝ち上がられて首長になられたわけでありますから、今までの12年間を踏襲するのか、今回厳しい意見をいただいて、それを踏まえて行政運営をしていくのか、それはもう市長次第だと思いますけれども。これに関しましては、ごめんなさい、通告出していませんので、答弁は結構です。お互い4年予定ではいただいておりますので、どうかその辺、私も物言わせてもらおうと思いますので、よろしくお願いします。すいません、長うなりました。 これで私の一般質問を終わります。 ○議長(廣田均議員) 以上で石原芳高議員の質問を終わります。 一般質問の途中ですが、ここで昼食休憩といたします。                午前11時51分 休憩                午後1時0分 再開 ○議長(廣田均議員) 再開をいたします。 休憩前に引き続き一般質問を行います。 発言順序4番、木下公文議員の一般質問を行います。 1番木下公文議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) 皆様こんにちは。 初めての一般質問でございます。新人ですので、どうぞ簡潔明瞭な答弁をよろしくお願いいたします。 それでは、通告に従いまして、一般質問を行いたいと思います。 質問事項は3点、要旨はそれぞれ1点ずつでございます。 まず、質問事項1、小向川の氾濫に対する防災対策について。 要旨1、現状と対策について。 以前、先輩議員からも質問をされている事項になりますが、再度質問をさせていただきたいと思います。 過去に小向川の氾濫が幾度となくありますが、この小向川の改修について、現状と対策をお聞かせください。 質問事項2、市内の低地帯地域の浸水対策について。 要旨1、ハード面、ソフト面での現状と対策についてです。 近年、いわゆるゲリラ豪雨と呼ばれる局地的な大雨等が頻発し、各地で浸水被害が多発しており、住民生活に影響を来すなど、雨の降り方が局地化、集中化する傾向にあります。過去に、瀬戸内市の各地域でも浸水被害は多く、今でも続いている状況です。浸水対策は、ソフト対策だけでもハード対策だけでも成り立たず、ソフトとハードの両面の対策が必要だと考えます。瀬戸内市全域の低地帯地域の浸水に対するハード面、ソフト面、それぞれの現状と対策をお聞かせください。 続きまして、質問事項3、牛窓地域の過疎化対策について。 要旨1、現状と解決策についてです。 牛窓地域における過疎化対策について、現状と解決策をお聞かせください。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(廣田均議員) 松本上下水道部長。                〔上下水道部長 松本孝之君 登壇〕 ◎上下水道部長(松本孝之君) それでは、私からは質問事項1について答弁させていただきます。 当市の下水道事業計画における低地帯の浸水対策については、牛窓処理区の鹿忍小向川排水区の20ヘクタールが、平成15年度に下水道雨水の事業認可を受けています。近年の台風等で鹿忍沖排水区にも内水被害が発生していることから、平成22年に鹿忍小向川排水区と鹿忍沖排水区を一体とした鹿忍地区内水処理計画を検討し、平成26年に地元説明会を実施しました。また、平成27年2月に鹿忍地区8自治会から鹿忍地区雨水対策要望書の提出があり、これを受けて、放流先地区に説明を行いました。さらに平成30年2月と5月には、専門業者による地元説明会を実施しました。しかしながら、放流先である内海への排水については、放流先地区の同意には至っていない状況です。今後も引き続き地域の住民の方々と協議をしながら方針を決めていきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(廣田均議員) 難波産業建設部長。                〔産業建設部長 難波利光君 登壇〕 ◎産業建設部長(難波利光君) 続きまして、私のほうからは質問事項の2の要旨1、主にハード面につきましてご答弁申し上げたいと思います。 当市の低地帯地域の浸水対策といたしましては、大きく分けまして、沿岸部を対象とした対策、そして市の西部を流れる吉井川下流域の対策、この二つがございます。まず、沿岸部についてですが、平成28年度に市の沿岸部16地区を対象に排水計画を検討し、それぞれの地区の流域に降った雨の流出量を算出して、この雨の量と高潮とが仮に重なった場合において、その全ての水を排出するのに必要となるポンプの能力と、そして設置の概算費用などについて試算をさせていただいております。結論といたしましては、浸水被害を完全に防止するために必要な概算費用として、イニシャルコストとして約82億円、これは16か所全てを対策したとしてのトータルコストですが、イニシャルコストとして約82億円。ランニングコストとして、年間で約2億5,000万円という試算結果となりました。現行制度では、一部の地区は公共下水道事業に該当し、財源措置が見込めますが、大半は市の単独事業でしか実施することができず、一般財源を充てるしかないという結果になっております。現在、市が行っております浸水対策といたしましては、常設で設置しているポンプとは別に、沿岸部には台風や豪雨のときなど、内水排除として必要なことが想定される場合に、仮設のポンプを38台設置させていただき、浸水被害を最小限となるよう努めているところでございます。 また、吉井川下流域の河川対策についてですが、吉井川水系の一級河川である干田川、そして千町川、この両河川において、それぞれ干田川排水機場及び岡山市の乙子の排水機場の、この2か所のポンプ施設について、それぞれポンプの増設の要望を国に対して行ってきております。しかし、河川整備と併せたポンプ増設でないと効果が見込めないということから、現在、未策定となっております吉井川下流域の河川整備計画、この早期策定を県に働きかけているところでございます。全国的に河川による災害が増大する中、当市におきましても、常に災害リスクを見据えた対策が必要と認識しており、機会を捉えて国、県にその実情を訴え、対策の検討を求めておりますが、ハード事業だけでは防災対策に限界もございますので、ソフト面の対策強化と合わせながら、対策の充実に努めていきたいというふうに考えております。 私のほうからは以上とさせていただきます。 ○議長(廣田均議員) 武藤総務部参与。                〔総務部参与 武藤康也君 登壇〕 ◎総務部参与(武藤康也君) それでは、私から質問事項の2、主にソフト面について答弁させていただきます。 浸水対策においては、発災前の迅速な情報発信と平時の意識啓発が重要だと考えています。発災時の迅速な情報発信としては、河川の水位情報や洪水予報などを収集し、避難情報の発令や避難所の開設などを迅速に行うことが求められています。現在整備中の防災情報伝達システムにより、迅速に正確な情報を多くの方に届けることができると考えています。 次に、平時の意識啓発として、市民の皆様には自宅や地域の災害リスクを知っていただき、自ら避難行動していただくことが重要だと考えています。低地帯地域の浸水害については、一定時間のリードタイムがありますので、マイ・タイムラインを活用し、備えていただき、適切な避難行動につなげることをお伝えしています。 また、地域の共助の核となる自主防災組織の結成や活動を促進する取組も行っています。自主防災組織の活動については、地域の活動を支援するとともに、活動支援事業補助金制度を設けて支援をしています。今後につきましても、積極的に地域に出向くことにより市民の皆様の防災力の向上に寄与したいと考えていますので、よろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 ○議長(廣田均議員) 岡崎総合政策部長。                〔総合政策部長 岡崎清吾君 登壇〕 ◎総合政策部長(岡崎清吾君) 続きまして、私からは質問事項3について答弁申し上げます。 牛窓地域は、旧邑久郡の中でも特に人口減少と少子高齢化が進んでいたことから、平成2年、旧牛窓町が当時の過疎地域活性化特別措置法に基づく過疎地域に指定され、現在でも、今年4月1日に施行された新過疎法と言われる過疎地域の持続的発展に関する特別措置法により、引き続き牛窓地域を一部過疎地域として、瀬戸内市が指定されているところです。市では、これまで法律に基づく計画を策定することにより、国による過疎対策事業債や補助制度、税制上の優遇措置などを受け、牛窓地域の産業の振興、交通、通信体系の整備、生活環境の整備、高齢者等の保健及び福祉の向上、医療の確保、教育や地域文化の振興、集落の整備などの事業を展開してきました。しかしながら、牛窓地域の人口は、国勢調査によると、平成22年の6,644人から平成27年には6,161人と、483人減少しており、減少率は7.3%と、現在も人口は減少傾向にあります。また、過疎地域に指定されている牛窓地域に限らず、市内には人口減少や少子高齢化が加速している地域もありますので、総合計画や太陽のまち創生総合戦略に基づき、市民の皆様が住み慣れた地域で健やかに暮らすことができるよう、引き続き総合的かつ計画的な施策に取り組み、活力あるまちづくりを目指していくこととしています。 私からは以上です。 ○議長(廣田均議員) 木下公文議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) 質問事項の1番目、小向川に関する質問です。 すいません、上下水道部長にもう一度、先ほど言われたことをお聞きしてもよろしいですか。お願いします。 ○議長(廣田均議員) 先ほどの1回目の答弁をもう一回せえということ。 ◆1番(木下公文議員) はい、すいません。よろしくお願いします。 ○議長(廣田均議員) 松本上下水道部長。 ◎上下水道部長(松本孝之君) 失礼いたします。では、もう一度答弁させていただきます。 当市の下水道事業計画における低地帯の浸水対策については、牛窓処理区の鹿忍小向川排水区の20ヘクタールが、平成15年度に下水道雨水の事業認可を受けています。近年の台風等で、鹿忍沖排水区にも内水被害が発生していることから、平成22年に鹿忍小向川排水区と鹿忍沖排水区を一体とした鹿忍地区内水処理計画を検討し、平成26年に地元説明会を実施しました。また、平成27年2月に、鹿忍地区8自治会から鹿忍地区雨水対策要望書の提出があり、これを受けて、放流先地区に説明を行いました。さらに平成30年2月と5月には、専門業者による地元説明会を実施しました。しかしながら、放流先である内海への排水については、放流先地区の同意には至っていない状況です。今後も引き続き地域の住民の方々と協議をしながら、方針を決めていきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(廣田均議員) 木下議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) すいません、答弁いただきありがとうございます。下水道で過去の答弁を見たときに、内水での検証を行ったと書いてるのを見たんですけど、具体的に排水は、何て言うかな。ちょっと待ってもらっていいですか。 ○議長(廣田均議員) 暫時休憩します。                午後1時19分 休憩                午後1時20分 再開 ○議長(廣田均議員) 再開をいたします。 木下公文議員。 ◆1番(木下公文議員) すいません。上下水道の工事だけで排水の部分は間に合うのかなと思いまして、それについてお答えください。 ○議長(廣田均議員) 松本上下水道部長。 ◎上下水道部長(松本孝之君) 先ほど答弁させていただきましたけども、鹿忍沖排水区、これについては、下水道というのは完全ドライです。全部抜いてしまうから、つからないようにするというのが大前提ですので、当然そういったものを計画して、ポンプ場等を造るというふうになっております。 ○議長(廣田均議員) 木下公文議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) ありがとうございます。それについての予算は、大体どれぐらいかかりますか。 ○議長(廣田均議員) 松本上下水道部長。 ◎上下水道部長(松本孝之君) 当時の事業費で、概算で約20億円です。 ○議長(廣田均議員) 木下公文議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) すみません、先ほど一緒に聞けばよかったですけど、時間は大体どれぐらいかかりますか。大まかで結構ですので。 ○議長(廣田均議員) 松本上下水道部長。 ◎上下水道部長(松本孝之君) 恐らくですけども、5年から10年ぐらいはかかるんじゃなかろうかと考えております。 ○議長(廣田均議員) 木下公文議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) ありがとうございます。地域全体の浸水を防ぐのに、相当の予算や時間がかかるのは分かりました。でも、実際に住民の方は、梅雨期、台風シーズン、高潮に安心して暮らせない状況はご存じだと思うんですけども、地域全体の浸水を防ぐ対策がすぐにできないのであれば、個別的な対策として、家屋の浸水を防ぐための止水板を設置するという方法があります。実際に岡山市でも、止水板設置についての補助金を出しています。瀬戸内市でも、止水板設置に対する助成を行うことで住民の方の被害を防ぐ、また軽減することができるのではないでしょうか。いかがでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 松本上下水道部長。 ◎上下水道部長(松本孝之君) 下水道で言いますと、まずその止水板等で雨水の浸入を防ぐということになりますと、雨水管理総合計画というものを策定しなくてはなりません。その内容なんですけれども、当然、その計画により削減された費用の算出等が必要になってきますので、そういったこともありますので、ちょっとそこに関しても、計画を立てるとなると時間が必要だろうというように考えております。 ○議長(廣田均議員) 武藤総務部参与。 ◎総務部参与(武藤康也君) 防水止水等の整備の補助金なんですけれども、岡山市のほうでは、私ども確認をしています。実際には、瀬戸内市におきましては、そういった補助金制度はございません。補助内容であるとか、購入費用はどれぐらいかかるのか、また設置するのにどれぐらいかかるのかといったようなことは、ちょっとこれからになりますけれども、近隣市町村を確認しながら、検討を進めてまいりたいというふうに考えていますので、よろしくお願いします。 ○議長(廣田均議員) 木下公文議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) ありがとうございます。まずは、議論をするためのたたき台となる対象戸数の把握等、試算表の作成をしていただけないでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 武藤総務部参与。 ◎総務部参与(武藤康也君) そういった止水板とかの関係につきましては、今、対象戸数と言われましたけれども、そういったものについても、導入するのであれば、どれぐらいの件数が該当になるのかを含めて考えていきたいと思います。 ○議長(廣田均議員) 木下公文議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) ありがとうございます。こちらも長い間、解決できてない問題ですから、いろんなアイデアが必要だと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 質問事項3の牛窓の過疎化対策についてなんですけども、過疎化はいろんな問題があると思いますんで、ここでは少子化について聞きたいと思いますので、子ども・健康部長、よろしくお願いします。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) それでは、過疎化に関連した少子化対策ということで答弁させていただきます。 過疎化の原因の一つとしまして、少子化というものが考えられます。これは牛窓地域に限られたことではございませんが、本市の平成30年の合計特殊出生率1.37という数字は、県内の市の中で3番目に低い数字となっております。本市におきましては、こうした少子化対策の一つとしまして、結婚支援事業というものを実施をしております。今年度は、広域的な出会いの機会を提供できるよう、備前市と共同で備前市・瀬戸内市結婚支援協議会を設置し、スキルアップセミナーや交流会の共同開催等を予定しております。また、経済的な理由で結婚に踏み切れない若者を支援するため、住宅取得費用など、結婚に伴う費用を補助する事業を今年度から新たに実施しております。このほか、子育て世代に向けました様々な支援策は少子化対策でもあり、ひいては過疎対策にもつながるものと考えております。こうした子育て支援を継続していくことにより、少しでも定住人口の増加につなげていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(廣田均議員) 木下公文議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) 答弁いただきありがとうございます。婚活イベントだけでは改善はちょっと難しいと思ってるんですけども、ほかに改善する政策というのはないでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) 午前中の嶌原議員への答弁でも紹介させていただきましたけれども、今年度から医療費を18歳まで無償にすると。それから、月々3,000円のチケットで育児用品が買える、こうした子育て支援、それからまた民間こども園の誘致、こうしたことで、保育園等への入所が少しでもしやすくなる。こうしたことを組み合わせて、子育て対策が定住対策になってくる、ひいては過疎対策になってくる、そういったことでやっていきたいということで、現在、いろんな事業を組み合わせてやっていっているところですので、よろしくお願いいたします。 ○議長(廣田均議員) 木下公文議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) ありがとうございます。私のほうからも、今後、いろいろアイデアを出させていただいて、共有をさせていただきますので、引き続きよろしくお願いします。 牛窓地域の過疎化対策についてなんですけども、先日、21日に牛窓テレモークがオープンしたようですけども、今後、牛窓の過疎化に対してどのように対策としてつながっていくのか、お答えをお願いします。 ○議長(廣田均議員) 岡崎総合政策部長。 ◎総合政策部長(岡崎清吾君) 牛窓テレモークですが、先ほど21日というお話もございました。緊急事態宣言が開けて、21日から新たにカフェなどが営業を開始したところですが、昨日のことなんですが、正式なオープンということで、記念植樹祭をして、市長が植樹をしたりするイベントが行われたところです。 テレモークの今後ですが、今はまだ少ない店舗が入っているにすぎないんですが、あそこをきっかけに、新たに人が集い、新たな営みが生まれ、その営みがどんどん牛窓、それから瀬戸内市全体に広がっていくことで、例えば空き家を活用した新しい事業の起業であるとか、空き家に住もうという人が増えるというようなところを期待しているところです。 以上です。 ○議長(廣田均議員) 木下公文議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) 答弁ありがとうございます。具体的に今、何店舗、テナントで入られているとかというのはお決まりでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 岡崎総合政策部長。 ◎総合政策部長(岡崎清吾君) 事業者側が把握している細かいところは、まだ私どもも分からないところはあるんですが、現在1階にケーキ屋さんが1軒、それから入ってすぐのところにカフェが1軒、店舗としては開かれています。それから、1階の一部と2階を使って、様々なアーティストさんであるとか作家さんの展示を見ていただけるような、部屋広告と言われているようですが、そういった展示も今はされているところです。行く行くは貸し事務所であるとか、そういったものへの活用も考えられているというふうに聞いています。 以上です。 ○議長(廣田均議員) 木下公文議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) 答弁いただきありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。 質問事項2の市内の低地帯地域の浸水対策についてですけども、先ほどのこの小向川の件と重複するようになると思うんですけども、こちらも止水板の設置の補助をご検討されてはいかがでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) この小向川、それから鹿忍、このあたりに従来からあります浸水への対応といたしまして、もう少し補足部分も含めて答弁させていただきますと、先ほど上下水道部長からお話がありましたように、まず下水道事業によって、小向川、それから鹿忍に降った雨、こういったようなものを排水できるのではないかということで、過年度から検討し、これまで来ているというのが1点ございます。それから、もう一つの側面といたしまして、下水道事業だけではなく、河川の改修、こういったようなものができるのではないかということで、道路整備の中で小向川の河川改修ということについて、過去に検討した経緯もございます。いろいろな角度から、浸水対策についてどういう取組が実施できるのか、財源も含めてではございますが、どういう対応をすれば浸水対策として有効な措置になるのかということを、これまでも時間をかけて検討してまいりました。なかなかその答えといいますか方向性がまだ示せれてないことにつきましては、これは誠に遺憾なとこでございまして、今、地域と今後とも話を密にしながら、なるべく方向性を示すように努力するのが我々の責務だというふうにも思っております。ただ、先ほど木下議員のほうからもご指摘がありました、多少時間がかかる中で、やはり災害というのは待ったなしというところがあります。これに対しても、当然、我々対応していかなければなりません。その中で、今ご案内いただいたような、例えば個別にそれぞれの地区の方が対策を講ずることで、自分の家屋、財産を災害から守ることへの備えとして、何かしらの補助制度というものが必要であれば、それは先ほど総務部参与がご答弁させていただきましたように、いろいろな制度設計をこれからしていく必要はあろうかと思います。いろいろなご提案、アイデアをいただいて、その中から実効性のあるものを選択をして、我々も検討していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 私からは以上です。 ○議長(廣田均議員) 木下公文議員。                〔1番 木下公文議員 登壇〕 ◆1番(木下公文議員) ありがとうございます。 以上をもちまして私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。すいません、拙い説明で申し訳ないですけども、今後とも引き続きよろしくお願いいたします。 ○議長(廣田均議員) 以上で木下公文議員の質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。                午後1時35分 休憩                午後1時43分 再開 ○議長(廣田均議員) 再開をいたします。 次に、発言順序5番、岩田惠一議員の一般質問を行います。 6番岩田惠一議員。                〔6番 岩田惠一議員 登壇〕 ◆6番(岩田惠一議員) よろしくお願いします。 それでは、議長の許可をいただきましたので、質問をさせていただきます。 初めての質問で大変緊張しております。答弁をしていただく皆様、後ろで見守っていただいている先輩議員の皆さん、よろしくお願いしたいと思います。 さて、私は邑久中学校を卒業しまして、20年間、大阪で生活をしました。幸運にも転勤という形でふるさとに帰ってきました。ありがたい。瀬戸内市は、大阪に比べ、青い空、千町平野を代表して豊かな田園、池田満寿夫さんの一言から名づけられた日本のエーゲ海牛窓など、美しい自然が広がり、食べ物もおいしい、すばらしいふるさと、よく帰ってこれたなと思っております。しかし、課題もあります。 質問事項の1です。目指す瀬戸内市の姿についてお聞きしたいと思います。 市長は4期目を迎えられます。集大成としての目指す瀬戸内市の姿がぼちぼちはっきりと見えてきたのではないかと思います。 質問の要旨1についてです。 第3次瀬戸内市総合計画を策定中とお聞きしております。市長が描く10年後の瀬戸内市の姿についてお聞かせを願いたいと思います。よろしくお願いします。 質問事項の2です。防災無線について。 他の自治体においてもですが、いかなる状況下においても、危険を市民全体に確実に知らせる、このことは大変難しい課題であると私も認識しております。私は地区のコミュニティの役員、自治会長を過去、務めさせていただきました。そのとき地域から寄せられるご意見は、通常の試験放送でも聞こえない、聞き取りにくいという声です。 質問要旨の1、防災無線の整備を今年度末を目標に進めておられますが、その概要。去年の昨年度の10月ぐらいから実質的にスタートされているというふうに思いますが、今、半年以上たちます。今の進捗状況をお伺いしたいというふうに思います。 質問要旨の2です。整備完成時、完成後ではありません。整備完成時、これを完成したなというときに、市民と協力し、効果の検証をする必要があると思いますが、どうでしょうか。自己満足に至らず、多くの市民の意見を聞き、意見を聞きというか効果を確認し、本当に価値、効果のある、問題が全くない防災無線になっているかどうか、よく確認していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 質問事項の3です。市民の交通手段についての質問です。 質問の要旨1、市営バスの利用者数が大きくは伸びていないように思いますが、現在までの施策とそれに対する効果、どのようになっているか教えていただきたい。 質問の要旨の2、利用者の意見、アイデアを集めるため、期間限定の無料お試しキャンペーンを実施してはどうか、提案でございます。200円に下げて、しかも200円で一日中乗り放題ということで、喜んではいただいていると思いますが、状況をお願いしたいと思います。 質問要旨の3です。フリー乗車、停留所の増設を路線限定で試すなど、利用者の要望を聞き、改善を図ってはどうでしょう。 これは、利用される方の意見も一つありますが、運転をしている方の、運転手のご意見を聞くと、これが結構ばらばらで、路線によっても運転手さんの意見が違うようです。狭いとこ走るとこは、もうあんなとこ入りたくないと。路線を変えてもらったとか、そんなん途中で止めるわけにいかん、反対に広いところであれば止まってもいいんじゃないかという、路線によっては意見もございます。よろしくお願いします。 たくさんありますが、質問事項の4、文化観光事業の取組についてです。 質問要旨の1です。 なかなかコロナが収まりませんが、コロナ禍後の観光戦略、どのように考えておられるのか。飲食、宿泊施設、観光拠点、全てを巻き込んだインパクトのあるキャンペーンを今から考えておく必要があるのではないでしょうか。今年、また来年に向けての取組を教えていただきたいというふうに思います。 質問要旨の2、文化事業にもっと思い切った投資をすべきではないか。 市主催のイベントとして、市の多くの拠点を活用し、瀬戸内市の特徴を生かした、これはセットでないといけないと思っていますが、アート+イート・ミュージックを融合させた市民全体を巻き込んだイベントを開催してはどうでしょうか。私は、10年間、イベントをやってました。地域の皆さんの協力いただきまして、牛窓を中心にいろんなイベントをやらせていただきましたが、一つは、しょせん牛窓地域、点、なかなか線になっていません。それから、これを市に広げないと、なかなか盛り上がったイベントができないんではないかということで、行き詰まっておりました。これを瀬戸内市が主催する、もちろん応援はいろんな、瀬戸内市にはいっぱい活動されている方がおられます。朝鮮通信しかり、喜之助しかり、それからほかのところでも、最近では大笑い一座であったり、いろんな人がいろんな活動をされてますが、それとか、何年か前にテレビでもやりましたけど、前島のほうでカボチャのスープ作っとる。それから、トウガンのスープ作っとる。こういう地域の文化、私が言っているのは、大きなもんではなくて、瀬戸芸にはかないません。岡山市がやっているアートにもかないませんが、こういうものを融合させて、文化を中心にした、それが観光につながっていくようなイベントをやってみてはどうでしょうかと。 次、質問事項の5です。 児童が減少する小学校の今後の運営について、お聞かせ願いたいと。 中学校のほうも、仲間といろいろ子どもたちを支える活動させていただいていますが、警察少年共助員をやらせていただいてまして、一学期に一度、今ちょっとコロナで苦しいところあるんですが、各小学校の見回り訪問をさせていただいています。子どもたちの元気な姿を見るのが楽しみです。牛窓は特に私の顔を覚えていただいているんで、時々授業が止まるぐらい喜んでいただいています。また、市やボランティアの仲間とともに、約10年間、移住希望者のお世話をさせていただく中で、子どもの人口増加にも、少しですが、また地域によっては大分成果が出ています。しかし、これもどんどん増えるというふうには、少子化も含めて至っておりません。 質問要旨の1です。 児童数減少に対する施策として、美和、裳掛小学校を小規模特認校に認定をしましたが、現状の効果というんですか、成果というか、あればお聞きしたいと思います。 質問の要旨の2です。 将来を見据えた現行以外の施策の検討状況は。あれば教えていただきたいと思います。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(廣田均議員) 武久市長。                〔市長 武久顕也君 登壇〕 ◎市長(武久顕也君) それでは、まず私のほうから質問事項の1、要旨の1について答弁いたします。 行政報告でも申し上げましたが、私は市長選挙の公約として、コロナ禍の中、市民の皆様とともにこの苦しい状況を乗り越え、瀬戸内市の明るい未来をつくっていくことをお約束しました。市民の皆様と対話を深めながら、地域の課題解決に全力で取り組み、市民の皆様が住み慣れた地域で健やかに暮らすことができるまちづくりを進めてまいります。現在、瀬戸内市の最上位に位置づけられる第3次瀬戸内市総合計画の策定作業を進めています。その第3次総合計画は、基本的には現行の第2次総合計画で積み重ねてきた方向性を維持しつつ、本市を取り巻く社会、経済、環境の変化に的確に対応するための新たな視点を盛り込むこととしております。具体的に申し上げますと、感染症対策や新しい生活様式への対応、地域の強靱化の向上、地方創生、SDGsによる持続可能なまちづくり、カーボンニュートラル──脱炭素への対応、DX──デジタルトランスフォーメーションの推進などの取組を追加する予定であります。去る3月29日に総合計画審議会から答申をいただいたところであり、今後、パブリックコメントを実施した後、議会の議決をいただいた上で、第3次総合計画の公表を行う予定としております。 10年後の瀬戸内市の展望でございますが、今から約10年後の2030年は、国際社会の共通目標であるSDGsの目標達成年限となっております。このため、瀬戸内市では、次期第3次総合計画にSDGsで目指す17のゴールを関連づけることで、総合計画、人口減少対策である地方創生とともに、SDGsを一体的に推進し、市民の皆様が住み慣れた地域で健やかに暮らすことができる、「人と自然が織りなす しあわせ実感都市 瀬戸内」を目指してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(廣田均議員) 武藤総務部参与。                〔総務部参与 武藤康也君 登壇〕
    ◎総務部参与(武藤康也君) それでは、私から質問事項2、質問の要旨1と要旨2について答弁させていただきます。 質問の要旨1ですが、現在の防災行政無線は、平成19年度から運用を開始していますが、電波法の規制変更や施設の老朽化により、新たな整備が必要となりました。令和元年度に防災情報伝達システム基本構想をまとめ、携帯電話通信網を活用した新たな防災情報伝達システムを整備することを決定しています。令和2年度に設計・施工一括発注方式により契約し、今年度末を事業年度として整備を進めているところでございます。整備するシステムは、いわゆる同報系システムと言われる、屋外放送子局や戸別受信機の更新、携帯電話アプリの構築、移動系システムとして、職員や消防団員の情報伝達手段としてハンディ子機の整備、総合防災システムとして被災者支援や備蓄品等の管理のシステムの構築、また連携システムとして水位計や監視カメラ、消防通信指令などとの連携システムの構築、それらによって構成をされています。 次に、事業の進捗状況ですが、現在、詳細設計を終えて、必要な資機材等を発注して調整をしている段階でございます。6月末から親局の設備の整備やネットワークの構築、また屋外子局の建柱などの工事に着手をしまして、12月には総合防災試験を実施する予定としています。新しいシステムの本格稼働は、令和4年4月を目標に事業を進めているところでございます。 続きまして、質問の要旨2でございますが、防災情報伝達システム完成後には、出前講座や研修会、地域の防災訓練などの機会を活用して、引き続き防災情報の伝達方法や新しく導入する防災アプリの活用方法について周知を図り、今後の自助、共助一体となった防災活動に生かしていきたいというふうに考えています。12月にはシステムの総合運転試験を実施する予定でございます。日時につきましては、事前に市民の皆様にお伝えし、情報を配信したいというふうに考えておりますので、その際に屋外子局や防災アプリの受信状況をご確認いただきたいというふうに考えています。市民の皆様には、市から伝える情報を正しく理解をしていただいて、適切な避難行動につなげていただきたいというふうに考えています。さらに自宅の災害リスクを知っていただき、各家庭や地域に応じた避難行動を取っていただくことで、災害から自らの命や家族の命を守ることにつなげていただきたいというふうに考えております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 私からは以上です。 ○議長(廣田均議員) 岡崎総合政策部長。                〔総合政策部長 岡崎清吾君 登壇〕 ◎総合政策部長(岡崎清吾君) それでは、私からは質問事項の3、要旨1から3までについてご答弁いたします。 令和2年度における市営バスの一便当たりの利用者数は、現在運行しております全6路線の合計では0.8人にとどまっており、議員ご指摘のとおり、利用者数の伸び悩みが課題となっています。市では、住民アンケート調査の実施や沿線の自治会からご意見を聞くなどの方法により、課題や要望を把握し、住民や利用者の代表などで構成する瀬戸内市地域公共交通会議で運行改善策の検討を継続的に行っているところです。 ここでは、これまで実施した改善策のうち、効果が大きかった事例を二つご紹介させていただきます。一つ目は、令和元年11月に実施した西脇邑久駅線の路線の改善です。利用が極めて少なかった西脇地区の山間部を回るルートを廃止し、鹿忍地区中心部の公民館鹿忍分館や西小学校前を通るルートに変更したところ、利用者数が前の年度に比べて1.8倍となる増加につながりました。二つ目は、令和2年11月に市営バス6路線全てを対象として実施した、市営バス路線相互の乗り継ぎ環境の整備と運賃改定になります。ゆめタウン邑久店に全ての路線共通の終点となる新たな停留所を設置し、どの路線にも15分以内で乗り継ぎができる環境を整備しました。また、周辺自治体と比べて割高だった運賃も改定し、市営バスの全路線に1日当たり200円でご乗車いただけるようになりました。これにより市内の広範囲を安価に移動していただけるようになったことなどから、令和2年度の各路線の月別利用者数は、前の年度、令和元年度の同時期と比較してもおおむね全ての月で前年度を上回る結果となり、コロナ禍で外出控えが進む中にあって一定の成果が出ているものと分析しています。ご紹介した二つの事例以外にも、地域からのご要望により、路線変更や停留所の新設、移設を実施した複数の事例がございます。結果的には期待した効果が得られなかった取組もありますが、今後もさらに多くの市民にご利用いただける市営バスとなれるよう、改善を続けてまいりたいと考えておりますので、どうぞご理解ください。 続いて、質問の要旨2です。議員ご提案の無料お試し乗車キャンペーンなどのイベントの実施は、新たな利用者の掘り起こしにもつながり、有効な取組ではないかと考えられます。市営バスの運行業務を委託している事業者からも、一度利用した方は市営バスの便利さに気づいてくれ、その後も定期的に利用していただける方が多いとのお話も伺っており、まず乗っていただくという利用の動機づけは、重要な利用促進策であると考えています。市としましても、基本1日200円で乗り放題になる制度を導入したとはいえ、利用者が伸び悩む中、今後も何らかの効果的な利用者増加策を講じる必要があると考えているところですが、現在の瀬戸内市市営バス条例には、子どもや障害のある方に対する運賃の減免規定はありますが、今回のような政策的な減免を実施できる規定がなく、すぐには対応できない状況となっています。現状では運賃無料のキャンペーンの実施が困難な状況ですが、例えば沿線にある店舗などにもご協力いただき、市営バスの利用者も店舗の来客も同時に増えるような取組を研究していきたいと考えているところです。 また、定期的に実施しているアンケート調査とともに、新型コロナウイルス感染症の収束後には、市職員が市営バスに乗車して、利用者から直接ご意見やご提案をお聞きするヒアリング調査も実施してまいりたいと考えております。 引き続き、質問の要旨3についてご答弁いたします。 決まったバス停以外でも路線上の任意の位置でバスに乗り降りできる制度として、フリー乗降と言われる制度があります。これは、路線上のバス停以外の場所で、利用者が手を挙げるなどの方法でバスに合図を送り、この合図を認識した運転手がバスを停車させて、利用者が乗車するというもので、備前市営バスの一部区間や県北部などで、見通しがよく、道路の幅も広い直線が続き、交通量が少ないような路線において導入されている事例があります。本市の市営バスの運行ルートは、できるだけ利用者の生活圏に近い場所に停留所を設置するという方針で路線の設定を行っている関係上、道幅が狭く、見通しのよくない小さな交差点が多いルートとなっており、例えば乗車の際、急に手を挙げて停車を求められることを想定して運転手が運転することは、運転手の注意が散漫になることや、とっさに確認ができない場合があること、そして任意の場所で下車される際にも急停車となってしまう可能性があることなど、周辺の交通に非常に危険な状況を引き起こしてしまうことになりかねません。自宅や目的地の近くで乗り降りしたいという市民からの要望はこれまでにもお聞きしているところですが、フリー乗降については、現状での対応は困難であると考えています。なお、市営バスの停留所の設置に当たっては、警察署との協議を経た上で位置を決定する必要がありますが、幾ら市民の要望が多い場所でも、交差点内や見通しの悪いカーブの途中などに設置することはできないことになっています。しかしながら、市営バスの停留所の設置位置については、先ほど委託事業者の運転手の意見という話もありましたが、まず第一に市民、そして利用者の利便性と安全性を考えながら、柔軟に対応していくこととしておりますので、アンケートや地域での集まりの際のヒアリングなどにより皆様のご意見をお聞きしながら、設置場所の変更や新設などに対応してまいりたいと考えていますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(廣田均議員) 頓宮文化観光部長。                〔文化観光部長 頓宮 忍君 登壇〕 ◎文化観光部長(頓宮忍君) それでは、私からは質問事項の4についてご答弁申し上げます。 まずは、質問の要旨1でございます。 コロナ禍後の観光戦略についてでございますが、市長の行政報告にもありましたとおり、本年度につきましては、JRと岡山県が主体となって全国に向けて行う誘客プロモーション岡山デスティネーションキャンペーンプレキャンペーンが行われます。本市も、他の団体と連携してこの取組に参加してまいります。市といたしましては、7月から9月までの期間中に、本市の観光資源を生かしたモニターツアー等を実施し、その実証を踏まえて、観光資源を磨き上げ、来年度の本番に向けた準備を進めてまいりたいと考えております。 岡山デスティネーションキャンペーンについて申し上げますと、このキャンペーンは全国に向けて発信する大規模なキャンペーンであり、本年度はプレキャンペーン、来年度はキャンペーンの本番、そして令和5年度にはアフターキャンペーンとして、合計3年間実施されるため、本市といたしましては、この機会を捉え、積極的に参画することにより、広域的なプロモーションにつなげてまいりたいというふうに考えています。さらに、周辺市町と連携したプロモーションの実施等により、広く本市の観光資源を周知することで、コロナ禍後の本市への継続的な誘客の推進につなげていくことができるというふうに考えています。 続きまして、質問の要旨2でございます。 イベントに対する市の考え方といたしましては、民間の活力によって事業を進めていただき、一過性のものではなく、地域や団体に根づいた継続的な活動としていただきたいというふうに考えております。このため、現在は各イベントや事業に対し、その活動が地域や団体に根づいた事業となるよう、補助金の支出等による側面的な支援を実施しているところでございます。市内には民間活力による多くのイベントや事業等が実施されており、これらのイベントは、市の文化芸術の振興、あるいは伝統文化の伝承など、様々な文化的意義を含んでおります。その目的も様々でございます。これらのイベントを融合させ、大きなイベントとして開催することも観光振興の観点からは必要であるとも言えますが、市といたしましては、イベントや事業、それぞれにおける意義や目的、こういったものをしっかりと理解した上で、それぞれのイベントや事業に対し必要な支援を行っていきたいというふうに考えております。このことにより、当該イベントや事業が地域や団体、市民に根づいた継続的な事業として発展していくことを目的とした上で、市の役割といたしましては、市の管理する施設の利用、それからイベントの広報、こういったものを含めて、側面的な支援をしっかりと行ってまいりたいというふうに考えております。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(廣田均議員) 東南教育長。                〔教育長 東南信行君 登壇〕 ◎教育長(東南信行君) それでは、私からは質問事項5、質問の要旨1と2について答弁をさせていただきます。 まず、質問の要旨1です。 平成29年4月より裳掛小学校、令和3年4月より美和小学校を小規模特認校に指定いたしました。従来の通学区域は残したままで、特定の学校について、通学区域に関係なく、市内のどこからでも就学を認める特認校制度です。両校とも、恵まれた自然環境やそれに関連した産業、歴史、文化を活用した多くの体験活動を行っております。この体験活動を通して、人々の思いや願いへの気づき、ふるさとを大切にする心など、子どもたちの豊かな心を育んでおります。各校の教育目標や教育活動にご理解をいただき、通学を希望した3名の方が各校で学ばれております。今後も地域の特色を生かしつつ、充実した教育活動が実施できるよう、教育委員会としても指導、助言に努めてまいりたいと思います。 続きまして、質問の要旨2です。 小学校の児童数は、地域により差が生じており、学校規模の違いが生まれております。このような状況で、これからの小学校運営を考える際には、平成27年に文部科学省が発出しました公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引に示されるように、活力ある学校づくりを推進するために、地域の実情を把握し、地域コミュニティの核として学校が果たす役割を担うことが重要になってきます。現在、市内小学校では、総合的な学習の時間や社会科の授業等で、各地域の特色を生かした授業行っております。その中で、子どもたちは自分たちの地域の学習を通して学び合い、一人一人の資質や能力を伸ばすことに取り組んでおります。このような現状の中、教育委員会では、市内小学校において、二つの学年の児童が複式学級となる場合、非常勤講師を配置し、各学年で授業ができるよう、複式解消に努めています。学校は子どもたちが学習する場であるとともに地域の教育の要でもあることから、現在、市内の全ての学校で地域教育協議会を設置し、地域の方々に学校運営にご協力をいただいているところです。また、令和3年度から学校運営協議会研究事業を設置しました。美和小学校から実践研究の申請があったことを受け、教育委員会から美和小学校を指定して、実践研究を進めていただいているところです。また、今年度4月より、市内小・中学校には一人1台端末を整備しました。これにより、学校間をインターネットでつないで、双方向に学習する環境を整えました。技術的には、学校間で同じ学年の同じ学習内容を地域を越えて学習することが可能になります。今後、ICT活用研究指定校を中心に通信技術を活用した授業実践に取り組み、小・中学校の授業として効果を検証し、活用の促進に努めていくこととしております。 これらの今年度の研究成果を基に、今後、将来的には各学校において、学校運営に地域の方々にもご協力をいただきながら、地域とともに子どもたちの成長を支援する体制づくりや、一人1台端末を活用した遠隔教育を推進していきたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(廣田均議員) 岩田惠一議員。                〔6番 岩田惠一議員 登壇〕 ◆6番(岩田惠一議員) ありがとうございました。 それでは、第2回目の質問に入らせていただきます。 質問事項の1の要旨1について、市長にお答えいただきましたが、私のイメージにも近い回答を、市長ですからもっと奥深いことを考えられると思うんですが。私も今勉強中ですが、SDGsです。先ほど言いましたけど、大阪に20年、バブルの頃、いろいろ青春を過ごさせていただきましたが、帰ってきて瀬戸内市を見たときに、これからを見たとき、やはりこの美しい自然、これをいかに保っていくか、そのためにはどういうことをやればいいかというのが、やっていけば、今後、我々以降の若い人、子どもたちが安心してもっと瀬戸内市に集い、ぜひ来てみたい、住んでみたいというまちになるのか。市長は、SDGs、それから脱炭素、この辺、言われましたが、今、この辺がやっぱり魅力を感じて移住してこられる人がかなり多いようです。ぜひ、先ほど市長が言われましたこの目標を推進していただき、目をつぶると、10年後は緑あふれる、ごみもない、みんなが子どもたちが生き生きとしてる瀬戸内市をぜひ実現をよろしくお願いしたいと思います。今後も見詰めさせていただきたいというふうに思いますが、市長、もう一度、その辺の目に浮かぶ姿を簡単によろしくお願いします。 ○議長(廣田均議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 瀬戸内市の持続的な発展を続けていくための目標としてSDGsを掲げさせていただいたわけでありますけれども、もう少し柔らかい言葉で申し上げますと、この瀬戸内市の皆さん方が、明るく、そして輝ける機会をどのようにつくっていくのかということが必要だと思います。その中で、美しい自然を残していくことによって、そこに住む人たちが輝く、あるいは古くから伝わる文化、歴史を大切にする中で、地域に根差した活動を行うことによって、人々が輝く。また、時には、市民の皆さんの中で厳しい状況に置かれてる方々もおられると思いますけれども、そうした人たちがいつか輝けるときがやってくる、その希望の持てる社会をつくっていくということも大切でありましょうし、また全ての皆さん方が人権を大切に守りながら、その中で生き生きと暮らしていくということも大切だというように思います。ご存じのとおり、瀬戸内市は平野も開け、そして山もあまり高い山がないということも影響しているからか分かりませんけれども、非常に太陽の光が明るく注ぐ、そのような地域だと思います。そうしたことから、私たちも太陽のまち創生総合戦略をつくらせていただいて、それに基づいて進めていこうという考え方もそこにつながっているわけであります。そのように多くの方々に太陽の恵みを与えていけるような行政で私たちはあり続けたいというように思いますし、もし日陰で当たっていないところがあれば、それは当たっていくような取組を私たちがしていくということが必要ではないかと思います。そんな気持ちを込めて、これからの4年間、そして10年後を見据えた活動に取り組んでまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(廣田均議員) 岩田惠一議員。                〔6番 岩田惠一議員 登壇〕 ◆6番(岩田惠一議員) ありがとうございます。私も協力しながら、見詰めさせていただきたいというふうに思います。ありがとうございました。 次に、防災無線、答弁いただきました。いかにハードをよくしても、最近よく言われますが、自分が自分を守らないと、全てからの危険回避はなかなかできないというふうに思ってます。幾ら防災無線がよくなっても、あまり聞こえないところに、家にいるとか、それから携帯をどっかに、うちの嫁さんもようどっか置いとんですが、置いているとか。無線がありますね、ああいう各自にあるのを、大体は玄関とかに置いてるんですが、なかなか聞こえにくいところに置いたり、いろいろあると思います。しかし、やはりもうできるだけのことをして、みんなが、あ、聞こえるようになったねと言わないと、7億8,000万円ぐらいですか、ハードで4億円ぐらい、かけるのが無駄になってしまうかもしれません。これは、ちょっとした工夫で、例えばスピーカー、ちょっと低いところにつけるとか、こういうなんもありますし、方向とか、いろいろ聞いていくと、改善もされていくんではないかというふうに思います。この辺を、先ほど出前授業とか訓練とかのときにと言われましたが、今までと同じような確認方法では、なかなか成果が見にくいんじゃないかというふうに思います。もう一度、お聞きします。どういう、今までにない、成果を確認するための考えられる方法を教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(廣田均議員) 武藤総務部参与。 ◎総務部参与(武藤康也君) ありがとうございます。今回、整備するシステムにつきましては、防災行政無線の設備と、それから携帯アプリなどがあるわけですけれども、市民の皆様方には、まず自ら情報を取りに行っていく、一つの手段としてそういったシステムを考えていただきたいというふうに考えています。今、様々な媒体で情報が伝えられるような時代となっていますので、市の整備するシステムにとらわれず、様々な媒体から情報を集約していただきたい。ただ、今回整備するシステムについては、屋外放送子局のほかに、携帯電話の電話網を使って整備するシステムがございます。このシステムについては、直接携帯をお持ちの方であれば、個人が取得できるといったようなシステムとなっています。 議員ご質問の、これからどのような形でそういったものを市民の方に伝えていくかというところでございますけれども、やはり我々のほう、市が伝えるとすれば、ホームページであったりとか、それから新しくできたシステムなんですけれども、登録してもらわなければならないということで、何らかの方法で、多くの皆様にシステムに登録していただくのが大事かなとは考えています。 ○議長(廣田均議員) 岩田惠一議員。                〔6番 岩田惠一議員 登壇〕 ◆6番(岩田惠一議員) ありがとうございます。ぜひ、防災については、私、福田地区なんですが、コミュニティでは、副会長とか役員とかでいくと七人ぐらいおるわけですが、今度、新たに防災の担当責任者を置いたというぐらい、特に百田の辺りが低いということもあって、非常に意識が高いです。検証する場合、そういう行政委員とか福祉とか、いろいろ役員がおられますので、なかなか手を煩わすということが大変なんですが、お金もかけるし命もかける問題ですので、その辺の協力も仰いで、ぜひ確認のほどをよろしくお願いします。 ○議長(廣田均議員) 武藤総務部参与。 ◎総務部参与(武藤康也君) ありがとうございます。市民の方に伝える方法として、広報紙であったりとかホームページとかで、実際に総合的な試験運用をする際にはお知らせをしてまいりたいというふうに考えています。よろしくお願いします。 ○議長(廣田均議員) 岩田惠一議員。                〔6番 岩田惠一議員 登壇〕 ◆6番(岩田惠一議員) よろしくお願いします。 次に、時間がなくなってきましたが、市民の交通手段についてですが、お答えいただきました。できることとできないことも、今お聞きして、無料キャンペーン、できないことというふうにお聞きして、ちょっと残念なんですが、ほかの方法で、私はとにかく、私も偉そうに言えないんですが、牛窓の地区も合わすと5回ぐらいしか乗ってないんですが、一度利用してもらわなければなかなかよさが分かってもらえない。食わず嫌いというんですか。ぜひ、議員さん、遠くからちょうどいい路線で来られる人がよく使っておられるということも聞きますが、行政委員だとか福祉委員だとか、こういう人にもぜひ呼びかけをして、利用してもらうと、とにかく。一度でも、とにかく一遍乗ってみると。というふうな機会をできるだけ増やしていただくようによろしくお願いします。これ、回答は結構です。よろしくお願いします。 次に、文化観光事業の取組です。 デスティネーション、お聞きしました。私も観光イベントをやって、かなり興味を持っていたんですが、何か、ああ、JRがやって、電車がちょっとラッピングじゃないですけど、何かそうやってというのは聞いてるんですが、実際牛窓で聞いて、何かみんな知ってるかというと、そう言やあ、何か知っとるけど、何をしとんかなと。私には関係ないんじゃという、そういう観光に関連あるとか、民宿とか。昔の過去の例を見ると、ヨット乗れますよとか、カヤックに乗れますよとかというのがあったり、今度は、毎日は渡れないですが、黒島のヴィーナスロードに散歩できますよとかあるんですが、一つだけ、どこが今回、前と違ってポイントになるのか。前のデスティネーションとは違う、今年のプレと、それから来年に向けての本番と、どこがどう、そういうアップするのか教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(廣田均議員) 頓宮文化観光部長。 ◎文化観光部長(頓宮忍君) 前回のキャンペーンと、それから今回のキャンペーンの違い、それから今何をやろうとしているかというところだと思います。今回のキャンペーンについては、まず本番が来年であるということ。今年については、来年に対する予備的な調査の期間というふうに位置づけをしております。ですので、基本的には刀剣文化というものと、それから牛窓の景観、こちらを中心にキャンペーンのほう打っていきたいというふうに考えております。 牛窓に関する観光については、こちら、例えばモニターツアーを実施をして、そういったもので来年の本番に向けた造成をしていく期間というふうに捉えております。ですので、今年がプレキャンペーンと言いましても、それぞれ皆様、お客さんを、観光客の方を瀬戸内市のほうへ引きつけて大きな事業になるかというと、そうではなくて、来年度の実施に向けた、まずは実証事業というところに主眼があるということでございます。 前回と大きく違うところは、やはり購入を果たすことができました山鳥毛の活用の部分だと思います。こちらは、昨年度の特別陳列のときもそうですが、やはり期待以上の効果があるというふうに考えております。今回、JRのほうと連携を組みまして、瀬戸内市から備前市に至るまでの観光列車を走らせていただくというふうな形が実施計画のところで上がってきております。この中で、山鳥毛の特別陳列に合わせた運行をしていただくというようなこと、あるいは観光列車の中で販売のほうも予定をしておるわけですが、こちらについては、ある程度、飲食という形になろうかというふうには考えておりますが、牛窓のPRでありますとか、そういったことも含めて、観光列車の中でやっていきたいというふうに考えております。前回のキャンペーンと大きく違うとこと言いますと、やはり山鳥毛の活用というところと、刀剣文化のPR、こちらに尽きるというふうに思います。 ○議長(廣田均議員) 岩田惠一議員。                〔6番 岩田惠一議員 登壇〕 ◆6番(岩田惠一議員) ありがとうございました。どうか、点に収まらない、長船は刀剣だけじゃなくて、それを面に変えるような施策をよろしくお願いしたいというように思います。 副市長、もともと観光のほうにおられましたけど、この辺について、いかに成果を上げる施策があるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(廣田均議員) 田野副市長。 ◎副市長(田野宏君) ありがとうございます。観光はやはり外資を導入するという、こういう意味で、大変重要なことなんですけれど、材料を今言ったような形でつくったとしても、今日の最初の嶌原議員さんの質問にもありましたが、どうPRしていくか、アピールしていくか、それによって人をどう呼び込んでくるか、そしてそれがどうお金につながるか、そういう工夫が必要なんだろうと思います。キャンペーンをというお話がありましたけれど、そういう中で、これからまだ、いつからできるかはっきりは分かっておりませんけれど、当市では、一つはプレミアム商品券を作って、これで訴求力のある商品造成、それから市内の需要喚起、これにつなげる。それともう一つは、宿泊助成をすると、こういう形で、二つの施策を組み合わせると、大きな訴求力のある商品作りができるんじゃないかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(廣田均議員) 岩田惠一議員。                〔6番 岩田惠一議員 登壇〕 ◆6番(岩田惠一議員) ありがとうございました。ぜひ成功をさせるように、副市長の経験も生かしまして、ぜひよろしくお願いしたいというように思います。 それと、この観光については、今、文化観光部になってますね。観光文化部ではない。私、常々、観光というのは、文化が初めで観光が後にくっついてくるもんだというように思ってます。例えば、お祭りも、みんなを呼ぼうと思ったんじゃなくて、自分たちで楽しもうと思ってお祭りを始めたら人が集まり出した。お伊勢さんもそんな感じじゃないかというふうに思います。ぜひ観光が前面に出ないで、文化をベースとしたキャンペーン、取組になるようによろしくお願いしたいと思います。答えは結構です。よろしくお願いします。 最後に、児童減少の今後の取組ですが、いろいろな方法があると思います。小学校というのは、地域にとっても非常に大事な宝物だというふうに思ってます。例えば美和小学校は、ボランティアの人が非常に活躍をしていただきまして、登校とかの見守りというのは、生徒の倍のボランティアの方が、朝出て、見守りをしていただいているというふうに聞いてます。そういう支えがある、つまり支えていきたいというような存在だと思います。存続をさせる、廃止をする、いろいろあると思います。その状況にもあると思いますが、いろんな例があります。例えば香川県の男木島では、瀬戸芸をきっかけに新しい学校ができたと。2019年現在で、幼児七人、小学生五人、中学生一人の計13人が2019年ベースで学んでおられると、こういうやり方も一つ、Uターンで帰ってこられるということで、学校を再開したと。まだ幾ら瀬戸内市が少なくなったとはいえ、美和で32名ですか。 ○議長(廣田均議員) 残り3分です。 ◆6番(岩田惠一議員) いろんな方法があると思います。それから、ITも活用すると、タブレットだけではなくて大きい画面で何かを、例えば同じ学年で同世代が討議をするというようなことも今は可能になってきます。いろんな方法があると思いますが、今後、どういうことを検討しながら運営を考えていかれるか、教育長、お聞きしたいと思いますが。 ○議長(廣田均議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) ありがとうございます。先ほどの答弁の中でも申し上げましたけれども、大きなお金をかけて、ITの導入をさせていただいております。まずはこれを有効に活用しながら、子どもたちの学びがどう広がっていくのかというふうなことを、一つ一つを確かめながら検証していきたいというふうに思います。 一つには、それを進める上で技術的な問題もあるんですけれども、つながる環境はできましたけれども、それをどう組み立ててつくっていくのかというふうなところが一番問題かというふうに思っております。その点では、非常にそういうふうなことに詳しい教員もおりますので、そういう教員の持ってる英知というんですか、それをどう校内に広げていくか、その取組を学校全体の取組にどうやって広げていくのかというふうなこと、それからほかの学校とどうつないでいくのか、教員自身もその意識を持たないと、そういうふうな活動にはなり得ないというふうに考えております。 それから、大きな学校のよさもありますけれども、小さな学校のよさもある。そういう中で、一人一人が地域の中で学習をした地域のよさを、ほかの学校の子どもたちとどう交流していくのかというふうなことも含めて…… ○議長(廣田均議員) 残り1分です。 ◎教育長(東南信行君) 子どもたちの学びをより豊かなものにしていきたいというふうに思います。 ○議長(廣田均議員) 岩田惠一議員。                〔6番 岩田惠一議員 登壇〕 ◆6番(岩田惠一議員) ありがとうございました。勉強になったこともたくさんあります。また、私のほうも勉強させていただいて、今後、より明るい瀬戸内市ができるように、子どもたちの楽しい声が聞こえるように頑張っていきますので、よろしくお願いします。 以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(廣田均議員) 以上で岩田惠一議員の質問を終わります。 ここで10分間休憩します。                午後2時43分 休憩                午後2時52分 再開 ○議長(廣田均議員) 再開します。 次に、発言順序6番、川勝浩子議員の一般質問を行います。 5番川勝浩子議員。                〔5番 川勝浩子議員 登壇〕 ◆5番(川勝浩子議員) 皆さんこんにちは。 議員になり、初めての一般質問です。大変に緊張していますが、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、議長の許可をいただいたので、通告に従い質問に入らせていただきます。 質問事項1、下水道事業について。 要旨1、下水道事業計画における整備期間の詳細は。また、計画の前倒しをして早急に整備を進めてはどうか。 今回、選挙戦でたくさんの方に会わせていただく中、うちには下水道がいつ通るのかという声も聞きました。その地域は、瀬戸内市が出している瀬戸内市下水道計画図には、いつかは整備される予定の公共下水道区域になっている地域がほとんどです。計画地域では、早急に進めてほしいとの思いは切実です。しかしながら、事業は緩やかな進み具合となっています。今後の方向性を教えてください。 質問事項2、ひきこもり支援について。 2018年ではありますが、内閣府の生活状況に関する調査で、40歳から64歳のひきこもり状態にある人が全国で61万3,000人、2015年に実施された15歳から39歳の調査結果の54万1,000人、調査時期のずれなどがあるものの、全国で今や100万人の規模になっている可能性があります。今やひきこもりが社会問題になり、家族だけで抱えてきた問題から地域や行政の問題となり、支援もでき始めてきました。本市でも、待望のひきこもりサポートセンターひなたが開設されました。私もこの間、少し伺わせていただいて、このパンフ等をいただいたところです。 そこで、要旨1、ひきこもりサポートセンターの現状は。 ①相談件数は。 ②実態調査の状況は。 質問事項3、発達障がい児・者支援について。 本市では、早期発見、早期支援につなげるため、1歳6か月からの健診や保育園などの巡回指導をしているが、事業が始まりもう七、八年になると思います。 そこで、要旨1、支援体制の現状は。 要旨2、切れ目のない支援をするため、トータル的な体制を整備し、スペシャリストを配置してはどうか。 この支援に関わってくださっている専門の先生方や職員の方は本当によくしてくださり、市民からも感謝の声が多く寄せられています。このような支援を続けるには、発達障害児が生まれてから就労まで、丸ごとサポートする切れ目のない体制が必要だと思います。お考えを教えてください。 続きまして、生理の貧困についてです。 公明党は、この問題についていち早く関わってきました。この問題は、任意団体「#みんなの生理」の調査により、過去1年で、経済的な理由で生理用品の入手に苦労したことがある人が20%と、深刻な実態が明らかになりました。この問題をいち早く国会で取り上げたのが公明党です。これによって、政府は、地域女性活躍推進交付金を拡充し、生理用品の提供を追加したのです。今や生理用品を無償で配布する動きは各地で広がっています。瀬戸内市でも、教育長や社協の方々が早期に手を打ってくださり、社協の通信でも呼びかけをしてくださっています。 そこで、質問事項4、コロナ禍における生理の貧困について。 要旨1、他市では避難備蓄品を活用して無償提供している。本市でも活用してはどうかということで、岡山市では、備蓄品を使った配布で、5月21日よりさんかく岡山の入り口に希望者が自由に持ち帰れるように設置したのをはじめ、教育委員会は全小・中学校に配置するようにしたそうです。また、隣の備前市は、備蓄品の入替えをしたばかりでその備蓄品が使えないので、9月の補正で予算を取って継続的にしていくと決定され、学校ではトイレの個室と保健室に置くということになったと聞いております。 要旨2、学校のトイレに常備してはどうか。 現在は、養護の先生に言ったらもらえるようですが、貧困の家庭にいる子には、言うということがハードルが高いと思います。気兼ねなく手に取れるように、トイレの中のトイレットペーパーなどを置いている横に常備してはどうでしょうか。 以上で1回目の質問を終わります。答弁をお願いいたします。 ○議長(廣田均議員) 松本上下水道部長。                〔上下水道部長 松本孝之君 登壇〕 ◎上下水道部長(松本孝之君) それでは、私からは質問事項1について答弁させていただきます。 現在の下水道事業計画は、令和3年4月に見直したところであり、工事完成予定時期は令和6年度末までとなっております。次期事業計画は令和4年度に5か年計画で策定予定です。下水道整備には多額の経費がかかり、その主な財源としましては、国庫補助金、起債、受益者分担金、一般会計からの繰入金で賄っています。計画の前倒しをして早急に整備を進めてはとのご質問ではありますが、限られた財源の中での計画の前倒しについては、非常に厳しい状況にあると言わざるを得ません。今後も財政状況を考慮しながら、事業費の確保と経費節減に努め、計画的に区域内の下水道整備を進めてまいりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 私からは以上です。 ○議長(廣田均議員) 青山福祉部長。                〔福祉部長 青山祐志君 登壇〕 ◎福祉部長(青山祐志君) それでは、私からは質問事項2、質問の要旨1の①、②についてご答弁させていただきます。 まず、①についてです。 瀬戸内市では、令和3年4月からひきこもり支援推進事業を瀬戸内市社会福祉協議会に事業委託し、ひきこもり支援に特化した相談窓口、ひきこもりサポートセンターひなたを瀬戸内市社会福祉協議会で設置しております。現在、市から公認心理師1名を出向させ、社会福祉協議会の精神保健福祉士の資格を持つ職員の2名で相談支援業務を行っております。設置から約3か月が経過しましたが、5月末時点で15件の相談を受けております。内訳として、男性が10名、女性が5名。年齢別では、20歳から29歳が6名、30歳から39歳が5名、40歳から49歳が2名、50歳から59歳が2名となっています。 次に、②についてです。 瀬戸内市のひきこもり者の実態については、これまでひきこもり支援を行ってきた関係機関が把握しているひきこもり者の数を合わせると、令和2年度で105人となっております。瀬戸内市では、今後、より正確にひきこもり者を把握するため、実態調査を予定していますが、ひきこもりサポートセンターだけでは把握は困難であり、生活相談支援センターや地域生活支援センターなどの関係機関はもとより、民生委員、児童委員など、地域の実情に詳しい方の情報提供や協力が不可欠であると考えます。このため、調査にご協力いただける機関等との連携を図るとともに、調査の協力者に対してはひきこもり支援への理解や知識を高めるための研修を実施し、実態把握の準備を進め、またひきこもり者の実態に即した支援につながるよう、関係機関との情報共有や連携強化に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。                〔こども・健康部長 難波彰生君 登壇〕 ◎こども・健康部長(難波彰生君) それでは、私のほうから質問事項3についてご答弁させていただきます。 まず、質問事項3の要旨1については、こども・健康部関係の取組につきましては、健康づくり推進課においては、1歳6か月児健診、2歳児健診、3歳児健診で、幼児の発育や発達の様子を確認し、臨床心理士による相談の機会を設けています。健診を通じて、子どもの成長過程で育児や発達に不安を抱える保護者に対しては、親子で参加できる教室を定期的に開催し、参加をお誘いしております。この教室に参加した親子に、タイミングを見て助言や指導を行い、不安感の軽減、子どもの成長や発達段階に応じた子どもへの適切な関わりができるように働きかけています。3歳児健診以降は市では幼児健診を行っていませんので、4歳頃を目安に所属する保育園や幼稚園に出向き、遊ぶ様子や行動から成長、発達を確認しています。また、保育園、こども園においては、現在、発達障害児の療育を専門にする臨床発達心理士が定期的に巡回して、発達が気になる児童の処遇や保育士に対し保育についての助言をいただくなど、支援に生かしております。また、保育士は、日々の保育の中で気になった部分があれば、相談、助言をいただいて、保護者の方に説明をさせていただくこともあります。平成30年度からは、福田保育園において、保育園、幼稚園、小・中学校、放課後児童クラブ、保健師、地域住民等を対象に、年間を通じて発達障害に関する研修を実施するなど、全体で支える仕組みづくりに取り組んでいます。また、小学校入学前においては、支援の最初の移行期として、入学後、円滑な学校生活が送れるよう、共通支援シートを通じ、それまで積み上げてきた指導や支援を確実に就学先につなぐこととしています。小学校入学後も、保護者が定期的に集って、発達障害に関する情報交換や保護者同士の思いを共有できる機会を設けています。今後も、児童本人やその保護者が安心して生活が送れるよう、関係機関と連携し、幼児期から成人期以後までにわたって、保護者と関わりながら、引き続き必要な支援に取り組んでいきたいと考えております。 次に、要旨の2でございます。 切れ目ない支援には、関係者間の情報連携が重要と捉えています。そのため、乳幼児期から学童期、学齢期まで、子どもに関わる関係者は共通認識を持って関われるよう、共通支援シートの見直し、検討に取り組んでいるところでございます。さらに成人期においては、発達障害者や家族が必要なときに相談できるよう、心理士による相談窓口を提供することにより、卒業後の本人の困り感、保護者の悩みや相談への支援に取り組んでいます。このように、発達障害児・者には、生涯にわたって関わり支援が必要になることから、関係者の資質向上を目指した研修会の開催、身近な相談窓口の継続した開設、保護者同士の交流機会の提供、学校、保育園、社会福祉協議会や事業所、保健師など、関係者や支援者が様々な取組を通じて連携することが、発達障害児・者への切れ目のない支援体制の整備につながると考えています。これからも切れ目のない支援体制の整備を目指して、関係者とともに発達障害児・者に寄り添った支援に取り組んでまいります。 また、スペシャリストの配置につきましては、福祉部局とも連携をして、福祉制度、そういったものを確認しながら検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 ○議長(廣田均議員) 武藤総務部参与。                〔総務部参与 武藤康也君 登壇〕 ◎総務部参与(武藤康也君) それでは、私から質問事項4、要旨1について答弁させていただきます。 市では、現在、災害用備蓄品として、生理用品、約2,600枚を備蓄しています。これは岡山県災害時相互応援連絡協議会で取りまとめた緊急物資等の備蓄調達についてで示されている令和2年末目標備蓄量2,400枚以上を確保しているものでございます。ご質問いただきました備蓄品の無償提供につきまして、コロナウイルス感染症の現状を踏まえると、緊急的な措置として、無償提供することについて、前向きに検討したいと考えています。これからの台風シーズンを控え、一部は備蓄品として確保しておく必要はございますが、提供可能な枚数を検討し、関係部署と協議の上、提供していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上で私の答弁といたします。 ○議長(廣田均議員) 尾副教育次長。                〔教育次長 尾副幸文君 登壇〕 ◎教育次長(尾副幸文君) 質問事項4、質問の要旨2についてご答弁させていただきます。 小・中学校の現場において、生理用品を必要としている児童・生徒がそれを安心して手に入れることができないという問題には、貧困だけではなく、幾つかの理由もあると聞いております。保護者の養育状況や児童・生徒自身の心理的な問題など様々で、複数の理由を抱えている場合もあります。現在、学校では、生理用品を持ってくることを忘れたり、持ってきたものでは足りなくなったりして、児童・生徒は、多くの場合、保健室を訪れ、養護教諭に申し出てから必要分を受け取っています。このとき、養護教諭は、その児童・生徒の様子に応じた声かけを行い、困っていることがあるようでしたら受容し、語りかけ、少しでも心が軽くなるようにしています。話をする中で、児童・生徒が抱えているものがより明確になることもあるようです。 このように、学校において、いわゆる生理の貧困問題の解決については、児童・生徒と教職員がつながる場面が必要であると考えています。ご質問いただきました備蓄品の無償提供につきましては、さきの総務部参与の答弁にもありましたとおり、教育委員会におきましても、それぞれの状況において適切に対応できるよう、前向きに検討したいと考えています。生理用品の入手が困難な児童・生徒が、心配することなく安心して学校生活を送ることができるようにするため、学校とともによりよい仕組みづくりに努めてまいりたいと思います。 ○議長(廣田均議員) 川勝浩子議員。                〔5番 川勝浩子議員 登壇〕 ◆5番(川勝浩子議員) それでは、再質問をさせていただきます。 では、4番からさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 今、備蓄品が2,600枚あるとお伺いしましたが、これからの災害に備えて少し残すということではございますが、現実にはどれぐらい使えるかということは、今はまだ分からないのでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 武藤総務部参与。 ◎総務部参与(武藤康也君) 現時点で明確な数値のほうは把握できておりません。ただ、状況を鑑みますと、可能な限り多くの枚数を提供するようにということで、今は考えております。 ○議長(廣田均議員) 川勝浩子議員。                〔5番 川勝浩子議員 登壇〕 ◆5番(川勝浩子議員) やっぱりこういう問題が今明るみに出ている以上、一日も早く開始したほうがいいと思うので、一日も早くよろしくお願いいたします。 それと、先ほど教育次長が言われましたが、保健室に行って、養護教員の方に言ったらもらえるというふうにお伺いしました。私も子どもたちに少し聞いたところによると、もらったことがあるという子もいて、その子がもらいに行ったときには、じゃあ、今度のときに返してねというふうに言われたというふうに聞きました。その子は忘れたと言ったからだとは思うんですが、生理の貧困というのは、子どもだけの問題ではなくて、家庭の貧困であったり、今さっきもあったようにいろんな状況を抱えているというふうに思うので、本当に貧困で買えなくて困っている子は、実際には言いに行くということ自体がすごいハードルが高いのではないかというふうに思います。ですので、誰でも手に取れるようにしてはどうかというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 尾副教育次長。 ◎教育次長(尾副幸文君) ありがとうございます。現在は、先ほど議員おっしゃられたとおり、養護教諭のほうに申し出ていただいて、一応、学校の消耗品になっておりますので、返してねというお声かけは今現在しているようです。ただ、先ほどの答弁でも申しましたように、通ってくる児童・生徒の方が心配することなく、安心して学校生活が送れますように、学校独自でトイレに置くべきなのか、保健室に置くべきなのかという検討課題は、当然、学校学校でおのおのありますんで、その辺を加味しましても、対応していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(廣田均議員) 川勝浩子議員。                〔5番 川勝浩子議員 登壇〕 ◆5番(川勝浩子議員) 買えないから学校にも行けれないという子もいるというふうに聞きました。やっぱり子どもの勉強にも影響があるということなので、特に生理用品を置くということは、学校がいち早く始めてもらいたいというふうに思います。今後、備蓄品も表に出てきて、使えるようになってきたら、今はコロナ禍で明るみに出てますが、この貧困という問題は、コロナだからそうなっている家庭もあると思いますし、そうではなくてもう今までもそうだったという家庭もあるし、そういう家庭においては、この1年、2年でこの貧困が解決するような問題ではないと思うんです。ですから、無償で生理用品を置いたときに、手に取る子が多かった場合、今後はどういうふうにしていこうというふうな考えがあるのでしょうか、教育長、教えてください。 ○議長(廣田均議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) ありがとうございます。先ほど、返してねというふうなお話をさせていただきました。原則そうなんですが、子どもの、そのときに聞いとった状況によれば、無理しなくてもいいよというふうなことで、そのまま提供させていただいているというふうな例もあります。それから、現時点、学校の中でそういうふうな状況がどういうふうに養護教諭の耳に入っているのかというふうなことで、先日、養護教諭が集まる会がありまして、そこにちょっと同席をさせていただいて、様子を伺いました。私が話をする前に、もう既に養護教諭の間で、今後、こういうふうなことについてどのように対応していこうかというようなことを協議をしているというふうな状況がありました。私のほうからは、先ほど総務部参与のほうからありましたように、場合によったら無償提供できるようなものが学校のほうにも配布できるかもしれないと、そのことを踏まえて、そういうふうなものが必要な子どもにどうやったら手に渡るのかというふうなことについて、ぜひ養護教諭間でも共通理解をしながら取組を進めていってほしいというふうにしています。だから、先ほどおっしゃっていただいたトイレの個室に置くというのも、一つの方法かもしれません。物を置くのがいいのか、場合によったら、そこに何か困ることはありませんかというふうなカードを置きながら、そのカードを持って養護教諭のところに、声をかけなくても持っていけるというふうなことをするのがいいのか、学校の状況によって、学校にあるからいいわというふうな考えで動く子どももいる可能性がなきにしもあらずですので、学校でそういうふうに置いてみて、試験的に、どういうふうな状況になるのかというふうなことを踏まえて、これから、先ほどあったように、このコロナ禍が収まった後も、その子どもたちが救えるように、どういうふうな取組を継続的に考えていくのがいいのかというふうなことについて、検討していきたいというふうに思っております。 ○議長(廣田均議員) 川勝浩子議員。                〔5番 川勝浩子議員 登壇〕 ◆5番(川勝浩子議員) お話を今いただきましたが、やっぱりカードを置くとか、自分で言いに行くというのはすごい言いにくいことだというふうに思うので、私は一時的でも、そういうトイレとか、誰でも自由に取れるような形にして、実態調査ではないですけど、そうやって持ってこれるのに、学校にあるからいいやという子もいるかもしれませんが、でも現実、買えなくて困っている子の手に渡るのは事実だと思うので、そういうことも考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、3番の発達障害の支援についての再質問をさせていただきます。 先ほど難波部長から細かい説明をいただきました。1歳6か月健診から発見しながら、また支援をしていくということで、子育て支援課、健康づくり、包括センター等、本当に皆さんがいろいろ頑張っていただいていることはよく分かっております。しかしながら、発達障害の子どもは、一人一人で、年齢とか状況によって聞きに行く場所がそれぞれ変わってくるというんか、私もこの間、このことについて、難波部長を尋ねて、少し説明をいただいたときにも、この質問の内容によって席がえがあるというんか、担当課が少し変わったりすることを見ても、やっぱりそういう子を育てる親御さんにしても周りの人にしても、なかなか大変な状況の中にあるのに、相談に行く窓口がいろいろあるというのは、とても大変だな、複雑だなというふうに思いました。それはいろんな課があって仕方がないとは思うんですけれども、そこに発達障害のことに対してのスペシャリストというか、いろんな課に行けばいいんだけど、この人に聞いたら全てが分かる、このチームに聞いたら分かるというところがあれば、発達障害を抱えてるご家庭の方はとても安心するし、発達障害の方も、生まれてから小学校行くまでがゴールではなくて、本当に就職ができるかどうかとか、いろんな、大人になって何十年もの間、やっぱりいろいろ悩みは尽きないと思うので、そういうチームがあると、とても過ごしやすいのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) おっしゃるとおり、やはり窓口はできれば一本化というのが、市民の方には利用がしやすいのかなというのは分かります。ただ、一方で、それぞれ担当の課というのがございますので、そのあたりをどういう形にして、うまい具合に連携をして、窓口としてはここに相談をして、それぞれの担当課のほうからそれぞれ支援をするという形が取れるような形で、今後、検討のほうさせていただけたらと思います。どういう形がいいのか、現場の意見も聞きながら、検討してまいれたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(廣田均議員) 川勝浩子議員。                〔5番 川勝浩子議員 登壇〕 ◆5番(川勝浩子議員) トータルサポートセンターというか、子ども包括のほうで話を聞かせてもらったときにも、本当に現場の皆さんはとても勉強されてるし、一生懸命な思いが伝わってきましたが、今の職員の方は、任用職員の方もいらっしゃいますし、本当に力を入れて頑張ってくださっている方々の年齢もすごい気になるという部分でも、知識の豊富な人を職員に招いても、やっぱり年齢的なことがあって、次々変わらないといけないということを考えても、若いスペシャリストの人をつくる、また育成することは、とても大事なことだというふうに思っております。今関わってくださっている人の現場の支援の話をしっかり聞いてもらいながら、切れ目ない支援の瀬戸内市バージョンという、ほかにはないバージョンを、発達障害の人にはとても優しい心を持っている市長の熱い思いでつくっていただけたらと思いますが、市長、いかがでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 発達障害に関する取組というのは、非常に奥が深くて、また難しい課題だと、私自身も認識しております。子ども包括支援センターができまして、その中で発達障害等の問題も含めて対応していこうということで、センター機能を持たせて、一元的にそこに情報を集約をさせる形で取り組んでいこうという観点から、心理士もそこに配置をして、続けてやっておるわけでありますけれども、先ほどご指摘いただいたように、年齢的なものも、職員、どうしてもございますから、そういった中で、じゃあ、あとどのように続けていくかということが課題になっているということも事実であります。こうした専門職を雇うときには、なかなかやっぱり難しいところがございまして、ご本人が期待された業務の内容と、実際現場で行う業務との間にギャップがあってしまったりとかということで、うまく機能しなかったりとか、いろんな状況がございますので、これまで職員の採用について、いつからいつまでの間に募集をしますという形でやっておりましたけれども、そうではなくて、もう既に現在取り組んでおりますけれども、専門的な職員については、随時募集があったりとかという形で、常に扉を開いて、そして最もふさわしい方がおられれば、そうした方に来ていただくようなやり方をほかにも広げていかなければいけない。そのようにも考えております。そうした中で、よりふさわしい方にこの任務に当たっていただいて、そして、議員がおっしゃるような形で切れ目のない支援につながっていくように。この発達障害支援センターというものをつくればいいかというのは、ここはちょっといろんな考え方があると思いますので、既存のセンターを充実させる形もまず考えていきながら、その中でさらに必要な組織、センター機能が求められれば、そうしたものをつくっていくという形でやっていきたいと思います。 もう一つ、センター機能というのはもちろん大事なんですけれども、センターだけが全てに職種を延ばして対応できるわけでなくて、やっぱりいろんな出先出先、学校も含めて、そこからぴっと情報が入ってくるような、そのような風通しのいい組織をつくっていくことも必要だと思います。そうした中で、どこから入っていっても、結果的にはちゃんと専門的なところへたどり着いて、そして適切な支援が受けられるということも必要だと思いますので、全てが網の目でつながっていく形で、なおかつそこに専門的な人材が備わっているという状態ができていけば、理想ではないかと思いますので、引き続き頑張ってやっていきたいというように思います。 ○議長(廣田均議員) 川勝浩子議員。                〔5番 川勝浩子議員 登壇〕 ◆5番(川勝浩子議員) よろしくお願いいたします。私も身近に発達障害児がいるんですけれども、そういう子がいると、家族も本当に一日振り回されたり、また将来が不安だったりするというふうに思いますので、本当にそういう家庭の方たちが安心して暮らせるように、どうぞよろしくお願いいたします。 では、質問事項2に行きます。 この4月にひきこもりサポートセンターひなたが開設した状況で、今、相談が15件、把握しているのが105人というふうに聞きました。全国的には、先ほど15歳から64歳までで100万人ということを考えると、瀬戸内市も多かれ少なかれ同じぐらいのパーセントのひきこもりの方がいるのではないかというふうに思うので、今後、この把握についてはどうしていくのか、もう少しお聞かせください。 ○議長(廣田均議員) 青山福祉部長。 ◎福祉部長(青山祐志君) 今、把握しているのが105人ということです。国が示されてます出現率からいいますと、人数の隔たりがあるというのも存じております。ただ、人数把握ということも必要かと思いますけれども、支援が必要な方を把握するというところがまず第一だというところを思っています。今のところは、ひきこもりがされてても支援が要らないという方も中にはおられます。先ほどの答弁で、実態調査をこれからしていくという形を取るんですけれども、数にこだわるのではなくて、必要な方に必要な支援が行くような形で、今現在105人という数字も持ってますし、新たに新規で相談してこられる方もおられますので、今回、15件ということで言っていますけれども、8件が今まで把握している方の継続、それから新規の相談が7件ということですので、新たな対象者という方も少しずつ見えておりますので、そういったところで把握してまいりたいと思います。 ○議長(廣田均議員) 川勝浩子議員。                〔5番 川勝浩子議員 登壇〕 ◆5番(川勝浩子議員) ありがとうございます。今、相談のあった15件の人に対しての、対応ですとか取組とか、事例があれば教えてください。 ○議長(廣田均議員) 青山福祉部長。 ◎福祉部長(青山祐志君) 一件一件の詳細はちょっと分かりませんけれども、15件のうち、本人が相談されたという方が7件、それから家族が相談されたというのが8件というような形です。それから、15件のうち14人が継続で支援をしています。1件につきましては、この方だけではなくて、家族全体の支援が必要であるというところで、ひきこもりサポートセンターだけではなくて、別のところで関係機関で連携して支援するというところに、今持っていっています。 それから、この相談の経路なんですけれども、本人から直接来たのが1件、それから家族からの相談が4件、それから生活相談支援センター、これ、社会福祉協議会のほうにありますけれども、生活困窮とかを扱っているところですけれども、そこが6件、主にはそういうところから来ています。 また、岡山県のひきこもり支援センターからも、地域のほうでの支援のほうが大事だということで、そちらから引継ぎを受けてるのが1件あります。そういう感じです。すいません。 ○議長(廣田均議員) 川勝浩子議員。                〔5番 川勝浩子議員 登壇〕 ◆5番(川勝浩子議員) ありがとうございます。最初の答弁のときに、関係機関や情報の共有を努めてまいりますという言葉がありましたけれども、今、ひきこもりは高齢化をしているようですが、かつては、そのきっかけはほとんど不登校だったというふうに思うんです。ですから、今は少し違っても、やっぱり不登校の子がそのまま引き籠もるということもあると思うので、そういう教育機関との連携はどうでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 青山福祉部長。 ◎福祉部長(青山祐志君) 先ほど105件のケースについて、17項目整備しまして、傾向、そのあたりを見た中でも、約8割のケースが不登校を経験しているというような結果が出ています。昨年度からひきこもり支援センターを立ち上げる準備をしてきましたが、その中で、教育委員会も入っていただき、社会福祉協議会も入っていただき、保健福祉部門の職員というような形で、5回の準備会議を行ってまいりました。その中で、方向性とか、情報共有どうするかとかといった内容も協議検討しておりますので、そのまま、今回、ひきこもりサポートセンターできて、そのままネットワークを引き継ぐというような形を取っていますので、今後もその連携をもう少し強化していきたいとは思っております。 ○議長(廣田均議員) 尾副教育次長。 ◎教育次長(尾副幸文君) 学校と教育関係との連携について、少し追加で説明させていただきます。 昨年度までですが、年2回、中学校と福祉課のほうで、中学校3年生の生徒の現状について情報交換をして、卒業後の見守り体制について協議を行ってきました。今年度からは、学校が定期的に行っております不登校対策委員会、個別のケース会議に、ひきこもりサポートセンターの職員が参加して、より早い段階から学校と福祉部局が連携して、生徒の見守り、支援を行っていけるよう、情報共有、見守り体制について協議を行う予定になっております。また、各中学校に設置しております自立支援教室等と連携して、学校の自立に向けた取組や、それからひきこもりサポートセンターの機能や役割について、情報共有して、ひきこもりの予防、それから義務教育卒業後の継続した自立への支援につなげていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(廣田均議員) 川勝浩子議員。                〔5番 川勝浩子議員 登壇〕 ◆5番(川勝浩子議員) このひきこもりサポートセンターひなたが4月から始まったわけですけれども、この4月に始まるまでにも、細かくネットワーク会議されているようですし、また4月に始まってからも順調にサポートができているように感じていて、もう本当に細かく丁寧にできているということに、本当にすばらしいというふうにも思わせていただいております。この間、行ったときには、心理士さん、会わせていただいて、もう本当にすばらしい方だなと、経歴もすばらしい方だなというふうに思いました。ひきこもりサポートセンターひなたができたことで、これからもう少し、またいろんな相談があったり、利用する方も増えてくるのではないかというふうに思うので、このひなたを充実するということも含め、一人、二人ではまだ人員が足りないかなというふうに思うので、人に対する予算をつけてもらいたいと思いますので、どう考えていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 青山福祉部長。 ◎福祉部長(青山祐志君) 後押しありがとうございます。社会福祉協議会にこの事業を委託しております。社協も、福祉部、こども・健康部からもいろんな事業を委託を受けてまして、人的なところで、必要であれば、バックアップを、支援をしてまいりたいと思います。 ○議長(廣田均議員) 川勝浩子議員。                〔5番 川勝浩子議員 登壇〕 ◆5番(川勝浩子議員) 先ほども言いましたように、ひきこもりというのは、今や社会問題だというふうに思うので、瀬戸内市としても、本当に我が問題と捉えながら、このサポートセンターひなたを利用して、またしっかり社会に出ていけれる、簡単ではないと思うんですけど、そういう人が一人でも多くなるように、しっかり応援していきたいというふうに思います。ありがとうございます。 それでは、質問事項1の下水道です。 下水道に関しては、先ほど答弁をいただき、限られた財源の中で本当に大変な思いをしながら、計画をして、実際に進めてくださっていることもよく分かりましたが、下水道に関しては、下水道がつながっている人、つながりそうな人、まだまだ先だと思ってる人、それぞれの立場で不公平感があるように思います。しっかり市民の皆様の声を聞いていただいて、少しでも納得していただけるように、市の方向性を示す必要があると思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(廣田均議員) 松本上下水道部長。 ◎上下水道部長(松本孝之君) 毎年、数件というか、あれなんですけど、いろんな地区の方から、いつ下水道つながるんかなとか、いつになったら来るんだというお言葉をいただいて、非常に私、心苦しく思っています。ただ、先ほども答弁させていただきましたように、非常に下水道事業、経費がかかる割には進捗率や普及率が上がりません。実際、令和2年度に建設改良費、約7億5,000万円ほど使いましたけれども、普及率が伸びたのは0.2%だった。こういったような状況になっています。ですので、方向性というか、現状では、今ある計画地を、取りあえず計画していることをしっかり確実にやっていくと。次期の計画のときに、またいろいろと市民の方々の要望とか、効率性とか、財政状況を見ながら計画は立てていきたいと、このように考えております。 ○議長(廣田均議員) 川勝浩子議員。                〔5番 川勝浩子議員 登壇〕 ◆5番(川勝浩子議員) 本当に簡単なことではないと思うので、本当に少しでも市民の方が納得できるように、これからの計画もどうぞよろしくお願いいたします。 以上で私の一般質問を終わらせていただきますが、今回、4項目質問させていただいたので省きましたが、重度障害者の通学支援について、ぜひ次回聞かせていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(廣田均議員) 以上で川勝浩子議員の質問を終わります。 ここで暫時休憩します。                午後3時41分 休憩                午後3時42分 再開 ○議長(廣田均議員) 再開をいたします。 以上で本日予定しておりました発言順序1番から6番までの一般質問が終了いたしました。 次の本会議は明日6月29日午前9時30分から引き続き発言順序7番から12番までの予定で一般質問を行います。 それでは、本日はこれをもちまして散会といたします。 皆さんご苦労さまでした。                午後3時43分 散会...